若手料理人選手権のチャンピオンらが手掛けた鶏むね肉料理

試食会場には、2017年の代表的な食べ方とも言えるサラダとともに、先日開催された新時代の若き才能を発掘する料理人コンペティション「RED U-35 2017」の受賞者による鶏むね肉料理も用意された。

まずは定番のサラダから。

鶏むね肉というとどうしてもパサつき感は否めず、小さく割いてサラダにのせるなどするケースも多かったが、授賞式のコメントでも語られていたが、むね肉そのものの質が上がっていて、パサパサ感はない。野菜との組み合わせも、見た目に「カラダにやさしい」を訴えかける。

赤井顕治さんの「調和」

今年の「RED U-35 2017」でグランプリにあたるRED EGGを受賞した赤井顕治さんが調理したのは「調和」。様々な食材をつなぎ留める鶏のむね肉の奥深さに焦点を当てたと言う。

料理を提供した4人の中で唯一「あっさり味」に仕上がっていた。たっぷりかけられたスープが、むね肉の味わいを膨らませていた。

山口智也さんが調理した大山地鶏のオイルコンフィと赤海老のタルタル

惜しくもRED EGGを逃したイタリアンの山口智也さんが調理したのは「Pollo alla marengo」。大山地鶏のオイルコンフィと赤海老のタルタル。あっさりとした鶏肉と濃厚なソースとのコントラストが印象深い。

日本料理ながら、同様に濃厚に仕上げてきたのは若干19歳で「RED U-35」のファイナリストに選ばれた和食の崎楓真さん。レシピ名は「蓬菜柿和え-胡麻酢と-」。添えられた、ゴマのソースがポイントだ。

2016年の「RED U-35」でグランプリのRED EGGに輝いた井上和豊さんの料理

そして昨年のRED EGGに輝いた中華の井上和豊さんが手がけたのは「粉蒸鶏脯片~鶏むね肉の香り米粉の重ね蒸し ハスの葉に包んで~」。鶏むね肉の味わいを生かしながらも、しっかりした味付けに仕上げた。