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「イエス」がもらえる誘い方 理由や動機を明示

2017/11/22

相手を誘う場合は目的や理由をはっきり伝えたい PIXTA

「この人を誘いたいが、どう伝えればイエスと言ってもらえるのか分からない」。そう悩んだ経験はありませんか。仕事でもプライベートでも、断られたときのショックを想像すると、つい慎重になってしまうものです。そこで今回はいろいろな場面で使える「誘い方のコツ」をご紹介します。

顔は知っているが、これまであまり会話をしたことがない相手から急に「一緒に食事に行きませんか?」「飲みに行きましょう」と誘われたら、あなたはどう思いますか。その人に関心があったり、好感を抱いたりしているのならば、「はい」と即答できるかもしれませんが、特別な感情を抱いていない人から、突然誘われたら、誰しも戸惑うでしょう。「何か魂胆があるのではないのか?」と勘繰って押し黙ってしまう人もいそうです。こういう唐突な感じの誘い方は、相手に警戒され、断られてしまう可能性が高くなりがちです。

断られてしまう事態を避けるには、あらかじめ「誘う理由」を明確にするのがコツです。「○○がお好きだと言っていましたよね」「●●について率直なご意見をうかがいたいので」というように理由や動機を明示して誘うだけで、相手から「イエス」がもらえる可能性が高まります。

親交を深めたいと思う相手に「仕事を離れて一度お話ししませんか?」というような誘い方をする人がいますが、これはあまりお勧めできません。プライベートでも仲よくなりたいという気持ちは分かりますが、「そこまで深入りしたくない」と思う人もいるでしょう。同業者からは「『仕事を離れて』というのは方便で、本心は探りを入れたいのだ」と、警戒されてしまいかねません。

本当に連れ出したいのであれば、「仕事を離れて」とは言わず、「一度、食事でも」といった程度の軽い物言いにとどめましょう。その際、選択肢を示して、相手に選ばせる形にすると、乗り気を引き出しやすくなります。たとえば「いい感じのパスタ店を見つけたので、ご一緒しませんか? カレーでも構いませんが、どちらがお好みでしょうか?」と誘えば、相手の意識は自然とランチのメニューを選ぶモードに切り替わり、出かけることを前提に話が進み始めます。

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