日経クロステック

定員が多いセミナーではなく、一対一の対話を

自分が普段あまり関心のないテーマの情報が入ってくるのも、リアルイベントの魅力です。例えば首都圏在住で地方への移住など考えていない人は、自分から移住の情報を検索したりはしないでしょう。

しかし今回のイベントに足を運べば、自然とそうした情報が目や耳から入ってきます。それがきっかけで地方に興味を持ち、新天地を見つけることもあるかもしれません。

その道の専門家である出展者から、思いも寄らない話を聞けることもあります。同種のイベントに多数参加して情報を集めているので、自分では想像もつかないような50代の働き方、生き方を教えてくれるのです。

ですから筆者がお勧めするのは、出展者と一対一で話すことです。こうしたイベントでは、定員50~100人くらいのセミナーに人が集まる傾向があります。受講者にとって気楽に参加できるからでしょうが、ぜひ出展者と個別に話してみてください。求職情報が得られるだけでなく、働き方のイメージが広がると思います。

天笠 淳(あまがさ・あつし)
アネックス代表取締役/人事コンサルタント
早稲田大学商学部卒業後、IT企業、金融機関にて人事業務を経験。株式会社アネックス、一般社団法人次世代人材育成機構の代表として、働きやすい職場づくりを主なテーマとし、企業の人事、人材開発のコンサルタントを行っている。次世代人材育成機構では、代表理事として、学生の就職活動へのアドバイスや、社会人のキャリア支援を20年以上手掛けている。著書に『転職エバンジェリストの技術系成功メソッド』『オンライン講座を頼まれた時に読む本』(いずれも日経BP発行)がある。

[日経 xTECH 2022年3月31日付の記事を再構成]