日経PC21編集部が11メーカーの2021年秋冬モデル45製品を徹底調査した連載記事。メーカー別紹介の第3弾はデルを取り上げる。同社の製品には、CPUやメモリー、SSDなど基本性能を重視した機種が目立つ。費用対効果の高い製品を賢く選択したい。
直販メーカーのデルは、10月5日から自社サイトでの注文時、OSにWindows 11を選択できるようにした。ただし、10月10日時点、即納モデルではWindows 10しか選べないので、その点は注意したい。また本稿記載の価格は、いずれも10月10日時点での割引を適用した直販価格だ。
7万円台でスペック十分「New Inspiron 15 3000」
ここでは、11を搭載する6シリーズを紹介する。まずは低価格のスタンダードノート。「New Inspiron 15 3000」は、編集部が推奨する必須スペックを満たした1台。オフィスをプリインストールしない分、価格も手ごろだ(図1~図4)。

「New Inspiron 15 3000 Intelスタンダード(8GBメモリー搭載)」(デル)
●CPU:Core i3-1115G4●メモリー:8GB●ストレージ:256GB SSD(PCIe)●ディスプレー:15.6型●OS:Windows 11 Home●主なインターフェース:USB 3.2(Gen 1)×2、USB 2.0、HDMI、SDカードスロット●無線LAN:Wi-Fi 5●生体認証:なし●画面解像度:1920×1080ドット●バッテリー駆動時間:非公表●サイズ:幅358.5×奥行き235.56×高さ18.99ミリ●重さ:1.85キロ●オフィス:なし
●CPU:Core i3-1115G4●メモリー:8GB●ストレージ:256GB SSD(PCIe)●ディスプレー:15.6型●OS:Windows 11 Home●主なインターフェース:USB 3.2(Gen 1)×2、USB 2.0、HDMI、SDカードスロット●無線LAN:Wi-Fi 5●生体認証:なし●画面解像度:1920×1080ドット●バッテリー駆動時間:非公表●サイズ:幅358.5×奥行き235.56×高さ18.99ミリ●重さ:1.85キロ●オフィス:なし



Ryzen 7採用の高コスパ機「New Inspiron 15 AMDプラチナ」
長く使える1台を選ぶなら、「New Inspiron 15 AMDプラチナ(Office付)」がお薦め(図5)。本モデルは、最新世代のRyzen 7を搭載。メモリー容量は8GBだが、SSDの容量は512GBと十分だ。直販価格は9万9575円。費用対効果は抜群だ。

「New Inspiron 15 AMDプラチナ(Office付)」(デル)
●Ryzen 7 5700U●メモリー:8GB●ストレージ:512GB SSD(PCIe)●ディスプレー:15.6型●OS:Windows 11 Home●主なインターフェース:USB 3.2(Gen 1)タイプC、USB 3.2(Gen 1)×2、HDMI、SDカードスロット●無線LAN:Wi-Fi 5●生体認証:指紋●画面解像度:1920×1080ドット●バッテリー駆動時間:非公表●サイズ:幅356.06×奥行き228.9×高さ17.99ミリ●重さ:1.643キロ●オフィス:Office Personal 2021
●Ryzen 7 5700U●メモリー:8GB●ストレージ:512GB SSD(PCIe)●ディスプレー:15.6型●OS:Windows 11 Home●主なインターフェース:USB 3.2(Gen 1)タイプC、USB 3.2(Gen 1)×2、HDMI、SDカードスロット●無線LAN:Wi-Fi 5●生体認証:指紋●画面解像度:1920×1080ドット●バッテリー駆動時間:非公表●サイズ:幅356.06×奥行き228.9×高さ17.99ミリ●重さ:1.643キロ●オフィス:Office Personal 2021