2万円超える東プレ高級キーボード 指を置けば入力

東プレのREALFORCEは、高級キーボードの定番商品だ。今回はその最新版を紹介する(図1)。

図1 Bluetooth対応やテンキーの有無、キー荷重、色などの違いで20種類のラインアップを用意。今回試用した「R3HA12」は、Bluetoothに対応し、テンキーを装備、キーは変荷重、色は黒のモデル(直販価格は3万4980円)
REALFORCE R3 KEYBOARD(東プレ)
●サイズ:幅464.5×奥行き162.7×高さ38.8ミリ(テンキーあり)、幅378.7×奥行き162.7×高さ38.8ミリ(テンキーなし)●重さ:1.6kg(テンキーあり)、1.3キロ(テンキーなし)●キー数:112(テンキーあり)、91(テンキーなし)●キーピッチ:19ミリ(実測値)●キーストローク:4ミリ●キー荷重:30グラム、45グラム、変荷重(キーによって30グラム、45グラム、55グラムと異なる)●接続:USB、Bluetooth 5.0(ハイブリッドモデルのみ)

指を置く感覚で自然な力で打てる

キーのスイッチには、コンデンサーの原理を応用した「静電容量無接点方式」を採用する。キーを押し下げると基板上の電極間に電荷が蓄積され、一定レベルに達したところでスイッチが入る。つまり、キーを下端まで押し下げる必要がない。

実際にキーを打つと、これまで使ったキーボードの中で随一の押し心地だと感じた。キーを指で押す感覚ではなく、指を置く感覚で自然な力で打てるので、疲れが残らない。また、打鍵音もかなり小さいので、静かな場所でも安心して入力できる(図2)。

図2 「東プレスイッチ」と呼ぶ、静電容量無接点方式のスイッチを採用。キーの底付きまでキー荷重が変わらず、指が吸い込まれるような感覚で心地よくキーを打てる。スイッチ内部には物理的接点がなく、耐用年数も長いという

キーの表面の刻印は、レーザー印字で仕上げている。見た目も良く、キー表面の細かい凹凸がそのまま残るので手触りも良い(図3)。

図3 黒色の場合、キートップの文字はレーザー印刷で加工されている。一般的なキーボードに多く見られるシルク印刷と比べると、キー表面の仕上げが美しい。耐久性もあるとされる

キー配列も癖がなく打ちやすい(図4)。重さは1.6キログラムと重量感がある。卓上で強めにキーをたたいても、キーボードの位置がずれるようなことはまったくなかった。キーの高さは、底面のスタンドで2段階に調節できる(図5)。

図4 キー配列はJIS規格に準拠し、癖がない。右上にはオーディオ操作キーなども備える。スペースキーと「変換」キー、「無変換」キーの位置が絶妙で、ホームポジションで親指を使って押しやすい
図5 底面にスタンドが用意されており、角度を付けることができる。浅い角度の場合、手前のキーが若干高くなるため、角度を付けるほうが打ちやすいと感じた
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USBケーブルとBluetoothとで最大5台まで接続可能