ネット上の誹謗中傷との向き合い方

人気が出るということは、それだけ多くの人の目に触れる機会が増えるということだ。

MCの田口アナウンサーが「ネットが普及したことで、誹謗(ひぼう)中傷も増えた。皆さんは(そういった声に)どう向き合っているのか?」と質問すると、「見なかったことにします。海外ゲームの『Dota2』では常にひどい言葉が飛び交っているので、おかげで悟りの境地になった」(のばまんさん)、「(誹謗中傷の声は)大きく聞こえてしまうが、応援してくれている人のほうが圧倒的に多い。そのことを忘れないようにしている」(CLAYさん)、「相手にする時間がもったいない。その時間を全部ファンのために使おう、と思う」(コアラさん)と、それぞれが気持ちを落ち着けるためのコツを明かした。

最後に「ゲーム実況者を目指す人たちへ」と題して、ゲスト3人から視聴者へメッセージが送られた。

「スマートフォンが進化していて、(ゲーム実況は)やろうと思えば今すぐできる。続けていくうちに、何が自分に合っているかが分かってくる。とりあえず始めて、ゲーム実況に限らず好きなものを探していったらいいと思う」(のばまんさん)

「継続できることが大事。(継続のコツは)ゲームと自分自身をできる限り愛してあげること。ゲーム実況をしていると、(登録者数や再生回数などの)数字に気持ちが左右されることもある。そこでがんばっている自分を褒めて、プレーしているゲームに対しても、お金稼ぎのコンテンツではなく『自分が好きでやっている』ことを忘れないようにしている」(CLAYさん)

「自分をどう見せていくか、セルフプロデュースが大事だと思う。自分自身を客観的に見て、どうしたら視聴者が楽しんでくれるのかを常に考える。あとは『やる』こと。やらないのはもったいない。最初はファンもつかないかもしれないが、見てくれる人を大事にして全力で続ければ賛同する人も増えていく」(コアラさん)

クロストークの全編は、東京ゲームショウの公式YouTubeなどでアーカイブ公開中。3人の本音を余すところなく楽しめるので、ゲーム実況者という職業に興味が湧いた方はぜひチェックしてほしい。

(ライター/編集者 大吉紗央里)

[日経クロストレンド 2021年10月3日の記事を再構成]

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