《この写真の記事を読む》「服装も政治も『中庸』が大切」 慶大・中山俊宏教授

「米国でブッシュ元米大統領に会ったとき、『おまえの髪形は小泉純一郎と同じだなあ』と言われました。そのときはもっと長髪で……」と話す慶応大学教授の中山俊宏さん
『The SUIT』(Nicholas Antongiavanni)著者はトランプ政権の国家安全保障会議で次席補佐官を経験した人物。「共感するところが多い本」
「学生の時に毛沢東がプリントされたMA-1を着ていたことがありました。いまは毛沢東も商品化してしまう、記号消費の時代なんですよ、と(教授に知らせたかった)。自己主張のアイテムにファッションを使っている時期もありましたね」
「スーツをきれいに着たいがために、こだわっているモノといえばこれ。名刺入れとペンはとにかく薄いものをと探し回りました」。ボールペンはトンボ鉛筆が16年に限定発売した「ZOOM707」
「普段はこういうごくシンプルなカフリンクスをしています。面白いカフリンクスは遊びのときだけ」
いろいろなカフリンクス。手前右のイノシシモチーフが一番好き。チャーチルの顔(手前中央)も