「目立たない」に全力 慶大・中山俊宏教授のスタイル
2021/11/30
写真・動画特集
《この写真の記事を読む》
「ファッションとは隠れること」 慶大・中山俊宏教授
「人からもし、おしゃれですね、なんて言われたらどう答えていいのかわからず困ってしまう。自分の装いにはある種のシステムがあり、毎朝、きょうは何を合わせようなどと楽しんだりしません。そういう意味でも私はおしゃれではない」と話す慶応義塾大学教授の中山俊宏さん(東京・大手町で)
テーラー&カッターのスーツは細部に個性が光る。ベルのように広がった袖口、上着のボタンとそこから広がるラインはディナージャケットのようだ
「ネクタイをしないと失礼、という感覚がなくなりつつありますね。先日、講演会にノータイで行きましたが、会場ではネクタイをしていない人が大半。価値基準の変化を実感します」
美しい時計はパテックフィリップの「カラトラバ」。奥様のお父様から贈られた、大切な時計だ
60年代のオメガ ジュネーブ ダイナミック(左)は中野ブロードウェイの専門店で手に入れた。犬モチーフのお守りリング(中)はふらりと立ち寄ったロンドンのRebusで。メガネはフィリップ・スタルクとアラン・ミクリのコラボモデル
ストレートチップの靴は「派手めなほう」。革靴のほとんどがプレーントゥだ
あわせて読みたい
ロッテHD玉塚元一氏「僕は回遊魚、だから一生挑戦」
DOYA銅冶社長「アフリカのすてき、アパレルで伝える」
1
2
次へ