世界がマネした! ブルックスブラザーズの逸品シャツアメトラ2大ブランドの名作(1)

MEN’S EX

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アメトラ(アメリカントラディショナル)を代表するポロ ラルフ ローレンとブルックス ブラザーズ。両ブランドの顔ともいえるアイテムは現在どのような展開、ディテールとなっているのだろうか。タイムレスな名作を今改めて見直す。今回は、ブルックス ブラザーズ編だ。




ブルックス ブラザーズ「ポロカラー シャツ」 since 1896

世界で最も模倣されたアメリカの服飾文化財と言っても過言ではなく、この服飾史上世紀の発明によって、元来ドレスアイテムであったシャツはデイリーウエアとして市民権を得たのだ。永遠のスタンダードである同ブランドのポロカラーシャツの現在の姿を、ディテールを追いながら改めて押さえよう。2万900円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

ヴィンテージポロカラーシャツのディテールをほぼ踏襲

Check! 1 米国製スーピマコットンによる豊かなOX生地の質感

米国製のスーピマコットンを用いることで豊かな生地感が実現。数年前のアップデートにより生地のコシがより強くなり同ブランドらしいフランクな雰囲気が増している。

Check! 2 短めのヨークにボックスプリーツ

背中のボックスプリーツは代表的なディテールのひとつ。さらに肩からヨークまでが他のブランドのシャツよりも狭めに設計されているのも昔ながらの仕様で特徴的だ。

Check! 3 3 3/8inchの襟が生む美しいロール

やや長めに襟の長さをとることで、同ブランドの象徴である美しいS字ロールが生まれる。この襟の長さはいつの時代にもほぼ変わらず、タイを締めたときのバランスも計算されている。

Check! 4 胸ポケット仕様を現在は採用

時代によっては胸ポケットがない仕様もあるが、現在では1970~80年代のよりフランクな仕様のシャツを踏襲してポケット付きにしている。

Check! 5 省略されたガントレットボタン

ガントレットボタンがないのも伝統的な仕様。また、袖先には細かいギャザーが入りほのかに漂う上質感がカジュアルなたたずまいに端正な印象をもたらす。

Check! 6 裾を出しても着やすいゆるやかなカーブ

裾を出しても映えるように設定された、緩やかなラウンド。同ブランドらしいフランクな着こなしを楽しめ、クリエイティブ ディレクターのマイケル・バスティアン氏のルックからも同様な着こなしが提案されている。

Check! 7 着丈は長すぎずゆったりめの身幅

身幅やアームホールがゆったりと設計された昔ながらのフルカットのパターンを踏襲。着丈は以前に比べてほんの少し短めで、カジュアルにも着やすい長さに設計されている。

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Variations of Polo Collar Shirts