
毎日スーツ通勤の人がいる一方で、2022年も在宅勤務多めでスーツよりジャケット着用率が上がっている人も多いという。そんなあなたにおすすめのジャケットとコーディネートのコツをお届けするこのシリーズ、7回目の今回は、「無地見え」ジャケットだ。ベーシックに見えて、よく見ると色合いや風合いに表情あり。そんなヒネリのきいたジャケットは装いの幅を広げる強い味方だ。今季の新作から厳選して紹介する。
■DESIGNWORKS(デザインワークス)
華やかな美光沢をたたえたアンコンジャケット
ざっくりした涼やかな風合いと華やかな光沢を兼備したウールジャケット。芯地やパッドなどを大幅に省き、カーディガンのような軽やかさを実現している。スリムなラペルに若々しさも薫る一着は、Tシャツなどカジュアルインナーと絶好の相性だ。6万4900円(デザインワークス 銀座)
ドレス度:★★★★★ 汎用性:★★ 軽さ:★★★

■MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)
時代を超えて愛用できるベーシックブレザー
英国の名門サヴィル クリフォードのホップサック生地を採用。流行不問のベーシックジャケットとして長年愛用できること請け合いだ。身頃に程よいゆとりをもたせたシルエットにより、現代的なくつろぎ感が漂うのも魅力。前ボタンを開けて羽織ってもサマになる。6万9300円(SANYO SHOKAI)
ドレス度:★★★★★ 汎用性:★★★ 軽さ:★★

■ISAIA(イザイア)
ナポリブルーのハイゲージ素材にラグジュアリーな色気が薫る
リネン61%+ウール39%によるハイゲージニットジャケットは、柔らかさと清涼感を両立した肌触り。鮮やかなナポリブルーもイザイアらしい。美しくカーブさせた上襟など、本格テーラードの意匠をしっかり盛り込んでいるのもポイントだ。33万円(イザイア ナポリ 東京ミッドタウン)
ドレス度:★★ 汎用性:★★ 軽さ:★★★★

■PAUL STUART(ポール・スチュアート)
クラシックスポーティーな品格が旅のシーンにもぴったり
ポロシャツのようなピケ編みコットンで仕立てた一着。全体に施されたトリミングでクラシックスポーティーな趣を醸し出しつつ、グレー×ベージュの配色でモダンに仕上げている。Tシャツの上に気負いなく羽織ればリゾートシーンにもハマりそうだ。5万9400円(ポール・スチュアート 青山本店)
ドレス度:★★ 汎用性:★★★ 軽さ:★★★★


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