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コロナ禍のマスク着用の見直しや、イベントの規制緩和もあり以前よりも外出しやすい傾向にあります。日々の在宅ワーク疲れでカフェや図書館、コワーキングスペースなど自宅やいつものオフィスを離れて仕事をする方も増えています。場所を変えると気分転換になるものの、人目が気になることも。ペンで書いた内容が他の人に見られないか、またペンのカチカチしたノック音が周りに迷惑をかけてないか、そんなちょっとした周りの目からのストレスを減らしてくれる最新ペンをご紹介します。

他人に見られたくない内容を書きやすい淡い色のペン

ゼブラ(東京・新宿)の「サラサナノ」は、2021年から発売をスタートしたボール径が0.3mmの極細タイプのジェルボールペンです。従来の極細タイプのボールペンは、ペン先に筆圧が集中してしまうことで筆記時にガリガリとした書き心地になることが多く、インクが安定して出にくいという課題ありました。この問題を解決するためにボールペンの内部に「うるふわクッション」というスプリングを加えることで筆記時のガリガリ感をスプリングで吸収し、極細ペンでもさらさらとした書き心地を実現。手帳に細かく書き込みたい人を中心に人気が高まり累計販売本数100万本以上を達成した大人気のボールペンです。

「サラサナノ スモークカラー」は全4色

「サラサナノ スモークカラー」は全4色

全32色のカラフルな色合いが人気ですが、今回は淡い色に着目した新色の「サラサナノ スモークカラー」4色が数量限定で発売し話題を集めています。ゼブラの調査で「手帳に関するアンケート」 を実施したところ、手帳ユーザーの約60%が濃くはっきりしたインク色でプライベートなことを書くと、内容が見えてしまうのが気になって、人前で手帳を開くことに抵抗を感じていることが分かりました。中でもその日の出来事やプライベートの予定を他の人に見られたくないという声が多く、周りを気にせず書きだせるペンのニーズが高いことから着想を得たのが今回の新色です。

実際に書いてスキャンしてみました。薄い色合いが特徴

実際に書いてスキャンしてみました。薄い色合いが特徴

新色はスモークピンク、スモークカーキ、スモークブルー、スモークオーカーの4色。値段は220円(税込み)です。書いている自分自身には色がしっかり見えるのに、周りにいる人からは見えにくい濃度に調整したそうです。色を薄くするということ自体が技術的に難しく、この絶妙な淡い色合いを再現するために何度も色の調整が行われたとのこと。

スモークカラーを使った書き込みは日付欄の下の方などに。黒で書いた仕事の予定と比べると、かなり目立ちにくくなっています

スモークカラーを使った書き込みは日付欄の下の方などに。黒で書いた仕事の予定と比べると、かなり目立ちにくくなっています

手帳に黒で仕事の予定を書き、プライベートな予定を「サラサナノ スモークカラー」で書いてみました。パッと見た時に黒の予定は細かく分かりますが、スモークカラーで書いた文字は何が書いてあるのかじっと見ないとわかりません。よりプライベートな内容も気にせず書き出せるのが魅力です。プライベートな食事会や「推し活」のイベントの予定などを仕事の予定と一緒の手帳に書いても、自分だけが見やすいので、人目を気にせず手帳に書くことができます。

先端がくびれているのでペン先が見やすい

先端がくびれているのでペン先が見やすい

ボール径が0.3mmの極細なので、手帳のマス目にあった細かい文字も書きやすく、ペン先の根元にあるくびれのおかげでペン先と書きたい場所との位置関係が見えやすいのもポイント。新型コロナウイルスでの「飲食」や「移動」の行動制限が緩和され、仕事だけでなく、食事や旅行などプライベートのイベントも増えていることでしょう。手帳に書きこむ予定が増えた今の時期にぴったりの1本といえるかもしれません。

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