「ダンディー」は恥ずかしい 中山俊宏さん、貫いた美学

「ネクタイをしないと失礼、という感覚がなくなりつつありますね。先日、講演会にノータイで行きましたが、会場ではネクタイをしていない人が大半。価値基準の変化を実感します」

1日、国際政治学者で慶応義塾大学教授の中山俊宏さんがお亡くなりになりました。スーツをビシッと着こなすダンディーなスタイルで知られました。ただ、自身は「ダンディーなどと言われたら、絶対嫌」と明かし、アンダーステートメント(控えめな表現)な装いを信条にしていました。2021年11月にMen's Fashionに掲載した記事では、国連事務総長だったコフィー・アナン氏を見習ったというスーツスタイルの基本や政治とファッションの関係について語ってくれました。インタビューの上下2本を改めてご紹介します。ご冥福をお祈りいたします。




【インタビュー上はこちら】「ファッションとは隠れること」 慶大・中山俊宏教授

「人からもし、おしゃれですね、なんて言われたらどう答えていいのかわからず困ってしまう。自分の装いにはある種のシステムがあり、毎朝、きょうは何を合わせようなどと楽しんだりしません。そういう意味でも私はおしゃれではない」と話す慶応義塾大学教授の中山俊宏さん(東京・大手町で)

【インタビュー下はこちら】「服装も政治も『中庸』が大切」 慶大・中山俊宏教授

「米国でブッシュ元米大統領に会ったとき、『おまえの髪形は小泉純一郎と同じだなあ』と言われました。そのときはもっと長髪で……」と話す慶応大学教授の中山俊宏さん

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