蒸し暑い季節は足元を涼やかなサンダルでこなしたいものですが、大人たるもの、ゴム草履ではいけません。裸足(はだし)を適度に見せつつ、さりげない色気を演出するのは、リッチな表革のクロスベルトサンダルなのですよ。
裸足に色気を感じるのは男女共通のこと。普段隠れた部分が露になるためですが、ビーサンとは明らかに違う濡(ぬ)れた色気で差をつけたいところ。で、レザー、すなわち裸足にレザーサンダルが有効なんですね。現在はさまざまなタイプがラインアップされているので、大人の色っぽさを引き出すポイントを踏まえてお選びあれ。
◆ マノロ ブラニク
シンプルななかにこだわりが凝縮
メンズコレクションのなかでも人気の定番モデルが、レザーサンダル「チルターン」。レザーの上質感が際立つワイドなクロスベルトが特徴ですが、衝撃吸収性に優れる立体構造のフットベッドや裏地にもキッドレザーを用いるなど、見えない部分にもこだわってます。
選びのポイント
【1】 リッチな表革
ゴム草履とは一線を画す大人ならではのリッチさを醸せるのが表革。なかでもダークトーンをチョイスすれば艶やかな色っぽさも申し分なく、リッチ感もひとしおです。
【2】 クロスベルト
ストラップが甲で交差したクロスベルトタイプは、どこか不良っぽい雰囲気も漂いますが、トップスがシャツゆえ大人らしさはキープ。足が露出しすぎないちょい太幅が◎。