ロッテHD玉塚元一氏「僕は回遊魚、だから一生挑戦」スーツ・オブ・ザ・イヤー2021 受賞者インタビュー(1)

1964年に発売したロングセラー「ガーナミルクチョコレート」などを前に。「僕の40代~50代前半は『挑戦と成長』がモチベーションでした」と話すロッテホールディングス社長の玉塚元一さん(東京・新宿のロッテ本社ビル) 撮影:筒井義昭

「SUITS OF THE YEAR 2021」は、アフターコロナをしっかりと見据え、新たな地平を切り開くチャレンジ精神に富んだ7人の受賞者を選出した。情熱と創意工夫を胸に抱き、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。各受賞者が語る「スーツ」と「挑戦」への思いを、5回にわたってお届けする。




ビジネス部門の受賞者、ロッテホールディングス(HD)社長の玉塚元一さんは、学生時代、ラグビー部の花形選手として活躍した。今も出社前にジムで体を動かすのが日課。着用するネイビーのスリーピースは、上質で軽い生地が分厚い胸板を柔らかく包み込み、鍛えられた体の線がきれいに見えるように仕立てられた。ストライプが入った主張の強い華やかなデザインをがっちりと受け止める、堂々とした着こなし。最近の仕事の装いではノータイが多い玉塚さんにとって、久しぶりの“正装”だという。

普段のスーツは無地 軽さにこだわり

「気合が入りますね。特に秋冬はスリーピースを着るのが好きなのですが、ベストのボタンを留めると身が引き締まります。大事なお客様とお会いするときに、きちんとスーツを着る。そんな服装の文化は大切だなと改めて思いました」

生地は店からのおすすめを中心に絞り込んでいった。ネイビーのストライプと並べて検討したダークトーンのブラウンも気に入り、プライベートで仕立てることに。ともに自分では選ぶことがない生地にあえてトライした。

「普段のスーツは無地、色ではブルー系が多いです。やはりプロのレコメンデーションというのはいいですね。きょうのスーツであれば、僕ならストライプのネクタイを選びそうですが、ブラウンのペイズリー柄のタイを合わせてもらって、とても新鮮でした。スーツでこだわるのは生地の重さ。冬物でも280グラム(生地1メートルあたりの重量)を超すのは嫌で、軽いものが好きです。僕は暑がりで、ゴルフでも年中短パンでやりたいくらいですから」

SUITS OF THE YEAR 2021

アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。

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