Excelの作業では、数値データの大きさなどを条件として、2つの選択肢のうちの1つを選ぶ処理も多い。このような目的では、通常、IF(イフ)関数が使用される。今回はさらに、対象の数値が該当する区分などに基づいて、3種類以上の選択肢から1つの結果を返す数式を、いろいろと紹介していこう(図1)。

IF関数では二者択一、IFS関数なら3種類以上OK
今回の例は、ある店舗に会員として登録した顧客の情報の表。会員IDに対応する種別や、累積したポイントに対応する会員ランクを、自動的に表示させることを目的とする(図2)。
