スタートアップ30代女性役員 在宅勤務下の時間活用術

日経xwoman

2022/4/12
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リーダーとして活躍するdoors世代は、どのようなキャリアや学びを経て、リーダーシップが育まれたのでしょうか。この連載では企業をけん引する女性たちにインタビューし、リーダーとして活躍するためのヒントをお届けします。第1回に登場するのは5カ月前に10X(テンエックス、東京・中央)で取締役CCOに就任したばかりの中澤理香さん(33)です。

20代からリーダー職 取締役CCOに就任した中澤理香さんの1日

内閣府が発表した令和3年版「男女共同参画白書」によると、2020年における役職者に占める女性の割合は、係長級は21.3%、課長級は11.5%、部長級は8.5%と、上位の役職ほど女性の割合が減っています。

一方で、人材派遣会社のAdecco Group Japanが2022年に発表した「昇進の動機や管理職としてのキャリアに関する意識調査」によると「女性が活躍できる職場にしたい」「女性管理職としてのロールモデルになりたい」と考える女性が増えているといいます。doors世代の女性リーダーは、どのようなキャリアや学びを経て、そのポジションに就いたのでしょうか。

中澤理香さんはミクシィやYelp Japanを経て、16年にメルカリの1人目広報として入社しました。18年よりPRグループマネージャーを務めるなど、今までさまざまな企業や組織でチームリーダーを担った後に20年10月、ネットスーパー立ち上げサービス「Stailer(ステイラー)」を企画・開発・運営する10Xに広報・人事として入社しました。21年10月には、取締役CCO(Chief Communications Officer)に任命されました。

忙しい日々の中でも情報収集やチームメンバーとのコミュニケーションは欠かさないという中澤さん。その1日に密着し、リーダーとして活躍するためのヒントを探ります。

ポッドキャストで情報を収集

起床した後は、身支度をしながらポッドキャストを聴いているという中澤さん。高校生のときから聴いているため、日常のルーティンになっています。

「手を動かしているときでも聴けるので、ニュースや情報などを効率よく収集できます。朝や犬の散歩、家事をしている間に聴いていることが多いです。

実は私も友人と2週間に1回ほど、ポッドキャストで雑談をメインに配信しています。たまに仕事に関する考え方も話しており、採用候補者から『ポッドキャストを聴いています』と言われることもあります。ポッドキャストを聴くことも配信することも趣味の範囲でしたが、仕事に生きることも多いですね」

朝が弱いため、ポッドキャストを聴くことが目覚まし代わりにもなっているといいます(写真はイメージ=PIXTA)
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1日15分のコミュニケーションを大切にする