パジャマと同じ生地で作ったパイピングなので、幅広でも着心地は滑らか。ボタンもひとつひとつ手作りのくるみボタン。礼服などによく使われる技術ですがパジャマでは希少。こだわりの高級感とリラックス感を感じさせるパジャマです。

パジャマ(308シリーズ)3万3000円/LOB SALTZMAN(ラビオワークス)※刺しゅうはサービスで入れられます
こちらのパジャマは桐の箱のボックス付き。なので受け取る際のインパクトもかなりなもの。彼女の感動は必至です。パジャマ(バイブランドシリーズ)3万4100円/LOB SALTZMAN(ラビオワークス)

パジャマ界のタキシード! シャツメーカーが手掛ける

時代も世代も問わずタキシードスタイルというのは、やはり女心をときめかすもの。その一方で、女性が男性のようなファッションに身を包むと、かえって女らしさが際立つ、いわゆる”彼パジャマ”的効果も狙えるのが、& ease(アンドイーズ)のワンマイルウエア。

長年メンズシャツを手がけている老舗メーカーの技術を生かし、タキシードで使われるブザムシャツに、あえてバンドカラーをミックスしたデザイン。正装感とリラックスした印象の絶妙なバランスは、まるでパジャマのタキシード。寝ていても壮年の魅力を引き立てるグッドバランスです。

そんなシャツをジェンダーレスに女性も着られるよう幅広いサイズ展開にしたのも、今の時代にかなったコンセプト。合わせもメンズと同じ右前仕様なので、彼のパジャマを借りているそんな風情が漂い、なんとも清楚(せいそ)で艶っぽい印象。女性に適したサイズの1、2サイズはドロップショルダーの仕様なので、ますますオーバーサイズ感が出てフェミニンさを引き立て、「……私、イケてる……」と彼女の気分も大アップ。

シャツ(各) 2万5300円、パンツ(各)2万3100円/& ease(フェアファクスコレクティブ)

生地はイタリアのシャツ生地メーカー、トーマスメイソン社の「JOURNEY(ジャーニー)」という旅を想定して作られた生地で、イージーケアが魅力。シワになりづらく、滑らかな肌触りなので、ストレスフリー。お互いの魅力を引き立てる、このパジャマがあればおこもりデートもばっちり。「睡眠中もエスコート付き、だよ」なんてきざなセリフもさらっとキマります。

細かなピッチの縫い目、裾の手作業での巻き込み縫いなど細かなこだわりでりんとした印象。出張の移動などでも快適に使える汎用性も魅力

THE NIKKEI MAGAZINE 4月誕生!

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圧倒的な包まれ感 ふわとろ今治パジャマ