おうち時間もデートタイム 2人で楽しむペアパジャマファッションディレクター 清水久美子

おしゃれなペアパジャマはおうち時間に艶っぽさをもたらしてくれます

年が明けて寒さが本格化。リモートスタイルが定着し、コロナ下で自宅を快適にする人も増えて、おうち時間がますます楽しくなる。そんな季節の到来です。




いつものビストロやバーでのデートもいいけれど、きょうは彼の家でおこもりデート。東京・丸の内の行幸通りを闊歩(かっぽ)する華やかな女性も、会社帰りにワインショップでシャンパンを仕込み彼宅へと参ります。

そうかと思えば最近は夜の長電話ならぬ、夜のZoomがブームのカップルも多数。昨今はベッドに向かうその寸前までが、もはや貴重なデートタイム……となれば、ホームスタイルにもどこか艶っぽく、2人の気分が盛り上がるものを仕込む。それが潮目にさとい、できる男の行動です。

おうち時間にリラックス 増える「パジャマ派」

「えー? これじゃダメなの?」とは、上下ジャージーをこよなく愛するダーリンのセリフ。あまりに自然体な格好は、特別扱いが好きな女心を萎えさせるもの。お付き合いの段階で「ありのまま」の私が通用するのはアナ雪だけでございます。

リラックスできて、しかも2人の気分が盛り上がるお部屋デートスタイル。それは何かといえば、ずばりペアパジャマ。日常的でありながらも、どこか特別感も感じられる、このペアパジャマ。

実はペアというのは女性にとって媚薬(びやく)なのです。例えば「……ほら」と手をつないでくれたり、何気なくマフラーを巻いてくれたり、そんな“いつでも守られている”気分は女性に幸福感をもたらします。

そんな気分になれるのがペアパジャマ。同じものを身につければ親近感が増しますし、何か特別な時間という感じも漂います。さらには1人で寝る時も、愛情に包まれている気分を感じられ、これまた幸福感。Zoomで「お休み」と言う時もプライベートを共有していることが画面から感じられ、親密度がさらに上がったりするのです。大人ともなれば服やジュエリーなど外出用のペアは気恥ずかしいものですが、おうちならそんな懸念もなし。配慮も女心も押さえたこの”ペア”の提案は実にうまみたっぷりの高い好感度をたたき出します。

「なるほどねえ。じゃあ、パジャマのプレゼント、用意しようかな」とは頭の切り替えの早さが売りのダーリンのセリフ。ですが昨今、リモートの影響、そしてパジャマ派に切り替える女性が増加していることもあり、パジャマの世界はなかなかの群雄割拠。あてもなく女心をつかむペアパジャマを見つけるのは、砂漠できな粉を探すくらいきりのないことです。そこで……、はい! うまみたっぷりのデートパジャマを見つけてきました。「寝る時もデートしようか」なんてすてきなセリフとともに彼女に贈ってくださいませ。

ときめきが続くパジャマ 刺しゅうでメッセージ

振り向けばいつでも彼のあたたかいメッセージが目に入る。そんなロマンチックな仕込みができるのがLOB SALTZMAN(ロブサルツマン)。後ろ襟の部分に名前、もしくはAlways With You(いつも一緒だよ)、I treasure you(君を大切にするよ)といったお好みのメッセージの刺しゅうが入れられます。

後ろ襟の部分にメッセージを入れることができる

エレガントな書体とも相まって、そのジェントルな気配りに女心がとろけるのはもう必至。15字まで入るので、かなり凝った言葉が刺しゅうできるのもこのサービスの魅力です。

さらに優秀なのは、このパジャマの太めのパイピング。壮年ともなれば、パジャマ姿になるとなんとはなしに顔がゆるく見えてしまうのですが、この幅くらいになると額縁効果は、はい、満点。顔が引き締まって見え、お休み前のZoomでも「……寝る時もシュッとしちゃって」などと、彼女の艶っぽい目線を1日の終わりに頂戴できれば、睡眠の質も上がるというものです。

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