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写真はイメージ=PIXTA

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インフレ不安が垣間見えるようになりました。失われた30年とも言われる中で所得が増えていないのに、じわじわと物価も上がりつつあります。だとすると高度成長期のようにインフレにともない会社が一律で給与を増やしてくれるベースアップが復活するのでしょうか。それとも、成果を出した人だけがインフレについていけるのでしょうか。

所得の増やし方は置かれた状況で違う

所得の増やし方について、3種類の意見を聞くようになりました。

「まじめに頑張っていれば所得は増える」という意見は、年配の方や大企業に勤めている方に多い意見です。年功昇給の時代を長く経験していたり、安定的な昇給を保障してくれている会社に勤務している人たちにとっては、それが事実だからです。

「なにをしたって所得は増えない」という意見は、非正規雇用の方や、給与の天井がある業界(参照記事「あなたは会社に何を売る 人事評価でコロナに逃げない」)で働いている方々から聞くことができます。それもまた、それらの方々の大半にすれば、事実です。

しかしこんな意見を言う方々もいます。

「所得は自力で勝ち取るものだ」

インセンティブ報酬割合が大きい営業系の会社で働いていたり、自分のスキルを磨いて転職を目指す方々はそうおっしゃいます。また副業をしたり、起業を目指したりする方々もこのタイプに属するでしょう。これもまた事実です。

言い換えてみれば、それぞれの人が置かれている環境によって、所得を増やす方法が異なるということでもあります。

ではこの3種類の意見のうち、どれに従うことが望ましいでしょう。

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