本格ダイバーズウオッチ 「憧れの名機」が進化・復刻

LEON

2021/12/16
LEON

厚着になる冬は、腕時計でスタイルアップを図りたいもの。力強さとキレ感を両立し、さらに本物のストーリーを備えたレトロダイバーズなら、深みのある大人のスタイルが作りだせること確実です。




冬スタイルを男らしく引き立てる“本物”の風格

水中で任務を遂行するプロフェッショナルのために作られたダイバーズウオッチ。海軍の要請を受け1940年代頃から登場し始め、50〜60年代にかけて現在につながる様式が整えられました。

今季はリアルな現場で使われた本格ダイバーズの復刻モデルが豊作です。その魅力は、なんと言っても実用主義を貫いたデザイン。ゴツめのスチールケースに、水中での視認性を考慮したボールドな文字盤など、身に付けるだけで腕回りをマッチョにシフトアップしてくれます。

また、ダイバーズの出番は夏だけではありません。キレのあるディテールは、重くなりがちな冬の装いの絶好のスパイスとなるのです。冬でもさっそうとキレのあるルックスに仕上げるコツをご覧に入れましょう。

36万3000円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチお客様相談室)、ブルゾン25万3000円/タリアトーレ(トレメッツォ)、シャツ2万9700円/バグッタ、パンツ2万2400円/トゥモローランド(以上トゥモローランド)、スカーフ1万4300円/ア ピース オブ シック(シップス 銀座店)、メガネ3万9600円/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー)

例えば、愛車を駆って海辺などへドライブする時、潮風をシャットアウトするアウターとしてムートンブルゾンはぴったり。ただし、裏にボアを備えたムートンアウターは、ともするとモコモコ感が目立ってしまう場合も。

しかし、ゴツめの復刻ダイバーズを付けることで、腕元がピリッと引き立ちます。ポイントは力強さと清涼感あるスチールケース使い。そして42~45mmくらいの大きめサイズも、分厚いアウターに負けない要素として有用です。

こんな本格ダイバーズが1本あれば、夏の軽装はもちろん、冬の着膨れ問題も一発でスッキリ解決可能できるのですよ。

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環境負荷を抑えることはもちろん、耐久性や防水性も完璧