日経MJ

2022/6/28

同社は1968年に創業。1号店の梅田店は71年に開業。以来サッカー用品の品ぞろえを充実させてきた。一変したのは新型コロナウイルスの感染拡大。来店客の足が遠のいたため、同社は電子商取引(EC)での販売に力を入れてきた。

社内資格の導入で接客スキル向上へ

ECの販売は好調だが、コロナが収束しつつあるいま、強みの接客を求める声が高まってきたという。「実際に商品を触って選びたい。そういうお客様に応えなければいけない」と神谷晴之社長は強調する。

そこで同社は接客スキルを高める取り組みを強化する。今夏にも店頭でシューフィッターと呼ばれる店員の配置を検討する。サッカースパイクなどで専門性の高い知識を身につけた従業員のことで、この資格を得るためには社内試験に合格しなければならない。そして合格者には「認定バッジ」などを与え、専門性の高い従業員だと一目で分かる仕組みも考える。

足元の売れ行きについて神谷社長は「売り上げはコロナ前を超える水準になってきた」と指摘。その上で部活動の夏合宿に向けた繁忙期も見据えて「かなり多くの在庫を準備している」と話す。接客レベルを引き上げることで収益をさらに高める方針だ。

(神保寧央)

[日経MJ 2022年6月22日付]

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