オンライン形式やアプリ、続々登場

さらに拍車をかけたのが新型コロナです。昨年は感染拡大による小中学校などの休校がありました。習い事に関する総合情報サイトの「テラコヤプラス by Ameba」の調査によると、学習機会が減った分、学校外の学習を増やす人が半数いました。その多くが、「学習系アプリ」や通信教育・オンライン塾などのオンラインを利用していました。密を避けた自宅で1人できる学習機会を追加した人が多くを占めました。

きょうの値段の方程式はこちらです。「学習塾費用が上昇=コロナによる学力低下の懸念+新しい学びの形」です。

最近は教育とテクノロジーが融合した新しい分野「エドテック」が注目されています。「そろタッチ」のほかに自宅から、好きな時間に一人ひとりにあったオーダーメード教育を受けることのできるオンライン学習塾やスマートアプリが続々登場しています。

一般的にオンラインの塾の料金は、教室に通うスタイルよりも割安です。塾に通う時間が節約できるため、習い事を増やすという保護者もいるようです。一時ほど「学歴社会」「受験競争」といった言葉は聞かれなくなりましたが、子供の学びが大変なことは変わらないようです。

(BSテレ東「日経モーニングプラスFT」コメンテーター 村野孝直)

値段の方程式
BSテレ東の朝の情報番組「日経モーニングプラスFT」(月曜から金曜の午前7時5分から)内の特集「値段の方程式」のコーナーで取り上げたテーマに加筆しました。