民放キー局では人気の高い女性アナウンサー(女子アナ)の異動や退社もあって、若手アナの抜てきが相次ぎ、世代交代が進もうとしている。その最新動向を探るとともに、退社した元局アナたちのフリー人生も追跡した。
このところ、女性アナウンサーが話題となる機会が増え、各局の若手が人気を集めている。下表は、タレントパワーランキングの調査対象になっている主な女性アナウンサーの中で、タレントパワー(認知と関心の高さから算出)が高かった上位40名のランキングだ。

1位は、フジテレビ(フジ)出身で現在はフリーの高島彩。そして2位もフジ系列の共同テレビジョン出身で、現在フリーの滝川クリステル(高島、滝川ともにマネジメント会社は「フォニックス」)が入り、ほかにもフリーアナウンサーが上位にランクインしている。これには、局アナ時代で浸透した知名度の高さが反映されている。
しかし、「元・局アナ」の中で、フリー転身後も華々しく活躍している人は意外に少なく、ランキングで前回よりも上昇を見せたのは、加藤綾子(フジ)、水卜(みうら)麻美(日本テレビ)、生野陽子(フジ)、田中みな実(TBS)、竹内由恵(テレビ朝日)など、各局期待の若手局アナが多い。
