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女性が「本当に」活躍する会社の見極め方

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NIKKEI STYLE

 さまざまな製品やサービスの開発において、女性ならではの感性が求められる機会が増えています。それはそのまま、私たちの活躍の場が広がっていることに他なりません。では、女性が活躍できる場、能力を存分に発揮できる会社とは、いったいどのような所なのでしょう。また、それを判断するポイントはどこか。人材コンサルタントの常見陽平さんに、「女性が"本当に"活躍できる会社」について聞きました。

今は、「女性の視点が求められる仕事が増えている」と感じています。右肩上がりに経済が成長する時代ではないし、消費者のニーズが多様化・複雑化しています。そんな中、消費をけん引するのは女性の存在であり、モノやサービスを企画・開発・販売するうえでも女性の感性が強く求められるようになってきています。

安倍政権でも成長戦略の一つの柱として「女性活躍推進」を打ち出しています。現在、キャリア女性にとっては追い風の時代といえるでしょう。

より自分が活躍できる環境を求めて、転職を考えている女性も多いのではないでしょうか。その時、何をもって「女性が活躍している会社」と言えるのか、十分考えてほしいと思います。

あなたは、どういう状態だったら「女性が活躍している」と言えると思いますか。

「長く勤め続けられる」ということであれば、保険・証券・銀行などの金融関連企業の一般職にまさるものはないでしょう。産休・育休からの高い復帰率はもちろん、再雇用制度や配偶者の転勤に合わせて自分も転勤できる制度を持つ企業もあり、ライフステージの変化に対応して柔軟に働き続けられる環境が整っています。

しかし、一般職の業務内容が変化しつつあるとはいえ、やはりサポート的な職務であることに変わりはありません。もちろん、一般職の存在を否定するつもりはないですし、補助的な業務を行いたい人にとってはぴったりだと思います。ですが、総合職的な働き方をしたい人にとっては、本当の意味で「女性が活躍している」会社を見極めることは決して容易なことではありません。

そもそも4年制大学を卒業した女性が増えたのは、ここ10年ほどのことです。1990年の段階で4大卒に占める女性の割合は3割に満たなかったのです。2000年に37%となり、4割を超えたのは2010年になってからです。ただ、ビジネス界で活躍しそうな社会科学系や工学系の学部に絞ると、女性比率はまだまだ少ないといえます。学歴がすべてではありませんが、いかにも管理職人材を輩出しそうな学部にまだまだ女性が少ないという現実はあります。

「正解」は分からない、だから自己責任で状況判断

総合職として活躍する場を求めているのなら、その会社の中でアラサー世代以上の総合職女性がどれくらいいて、どのようなポジションについているのかを見極めましょう。役員や管理職における女性の比率は一つの目安です。

また、そうした女性管理職のワークとライフのスタイルもしっかり観察しましょう。例えば、管理職で活躍している女性には独身の方が多いということであれば、その会社で求められる女性像は、残業をいとわず、男性と同等かそれ以上に猛烈に働く人なのかもしれません。

企業側も女性活用については、これといった正解を見いだせていないのが実情で、まさに"過渡期"です。自分の責任において状況を見極め、自身が活躍できるフィールドを見出す行動力が必要です。

常見陽平さん
人材コンサルタント。新卒でリクルートに入社後、「とらばーゆ」編集部などを経て玩具メーカーに転職し、新卒採用を担当。2009年に人材コンサルティング会社クオリティ・オブ・ライフに参加。企業の新卒採用や学生の就職支援のコンサルティングを行う傍ら、講演・執筆にも精力的に取り組む。2012年に退職し同社フェローとHR総合調査研究所客員研究員に就任。近著に『女子と就活』(中央公論新社、共著)などがある。http://www.yo-hey.com

(ライター 田中美和)

[nikkei WOMAN Online2013年8月21日付記事を基に再構成]

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