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三池崇史や堤幸彦に続く、いま注目の映画監督とは 日経エンタテインメント!

2013/4/8

「邦高洋低」時代といわれる昨今、日本映画界を引っ張る監督はどんな顔ぶれだろうか? 2012年にそれぞれ「悪の教典」、「SPEC~天~」を20億円超のヒットに導いた三池崇史と堤幸彦が圧倒的な監督作品数を誇るなか、助監督出身の職業監督、テレビ出身、自主映画やCM・ミュージックビデオ出身など、多彩な才能が活躍を始めている。三池、堤の両監督に続き、今後、活躍が期待できる注目株を紹介する。

2012年、NHKから独立後初監督作となった「るろうに剣心」が興収30億円の大ヒットとなった大友啓史、監督2作目の「ヘルタースケルター」が興収20億円を記録した蜷川実花、「桐島、部活やめるってよ」がロングランヒットとなり、報知映画賞監督賞やTAMA映画賞最優秀作品賞などを受賞した吉田大八――映画監督の新しい顔ぶれが増えている。

こうしたなか、昨今話題の大作に起用される監督は誰か?

2010~13年の東宝、東映、松竹の邦画大手3社の配給作の監督本数をまとめてみた(図1)。

1位は三池崇史堤幸彦の6本。三池監督はワーナー・ブラザース映画配給で2011年に「忍たま乱太郎」、2013年に「藁の楯 わらのたて」を手がけており、これを含めると全国公開規模は8本で実質1位といえる(堤監督は20世紀フォックス配給で2011年に「はやぶさ/HAYABUSA」を監督)。昔から年2~3本のペースで監督する多作だったが、近年も時代劇「一命」「十三人の刺客」、昭和の純愛マンガをミュージカル調に映画化した「愛と誠」、バイオレンス小説の映画化「悪の教典」など、ジャンルがボーダーレス化しているのも特徴だ。

一方、堤監督は「TRICK」「SPEC」と笑いの要素を入れる独特の世界観が持ち味だが、バンドを結成する高校生を主人公にした人気マンガの映画化「BECK」や、段ボールハウス生活者に焦点を当てたモノクロ映画「MY HOUSE」といった意欲作も。

図1

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