40代、50代女性の5割「離婚を考えることがある」熟年離婚「私の選択」(1)

「死ぬまでこの人の世話をするの?」「なんでこの人と結婚したのかしら」。「がまんを重ねてきたけれど、いっそ離婚したほうが楽になれるかも」と考えている女性は、同世代の男性が思っている以上に多いのです。
経済的にも健康面でも、離婚は夫婦それぞれのその後の人生に、大きな影響を与えます。年金分割制度の施行から4年半たった今、改めて40代、50代の離婚について、考えてみました。
全回答者151人のうち、現在、結婚をしている110人に質問。ほぼ半数に 当たる47%が「ある」と回答。 (「プルミエ生活意識アンケート(2010年8月実施)」より)

日経ヘルス プルミエが40代50代の女性を対象に実施したアンケートでは、47.3%が「夫との離婚を考えることがある」と回答しました。さらに「実際に離婚を考えている」と答えた人は、このうちの3割。全体からすると、14%程度にのぼります。

実際、日本の離婚件数は年間25万組。2分に1組のペースで夫婦が離婚しています。このうち、結婚20年以上の夫婦の離婚は3万8000件。そんな状況だけに離婚は“身近”になり、夫婦の関係に悩んだとき、現実的な選択肢として考える人も多いようです。

ただし「厳しい現実を知ったうえで、客観的かつ冷静に結論を出すべきでしょう」とアドバイスするのは、夫婦・家族問題コンサルタントとして1万組を超える夫婦の相談にのってきた池内ひろ美さん。特に、妻が専業主婦やパートタイマーなどで生活費の大半を夫の収入で賄っている場合、いくら財産や厚生年金を折半しても、「経済的に不利になるのは圧倒的に女性です」と言います。

仕事を見つけるのは簡単ではありません。まだ再婚できると考える人もいるかもしれませんが、「若くてキレイだった20代のころに見つけた夫以上の男性に巡り会う確率は低くなると言えます。社会での苦労と、家庭で夫とうまく暮らす苦労、どちらが大変か考えてみましょう」(池内さん)。

【離婚を考えることがある人】

「実際に離婚をしようと思いますか?」という設問に対して「はい」と答えた回答者に、離婚の準備をしているか尋ねたところ、「離婚の仕方などを調べ始めたり、周囲に相談をしている」「自立のために仕事や貯金をしている」という答えが返ってきた
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