ストレスが引き金「お腹ゴロゴロ・月経不順」解消法ストレス原因の病気6(上)

お腹が痛くて便秘や下痢をする、息ができなくなるといった経験はないだろうか。職場に家庭、子育て、ダイエット……。仕事量や人間関係など、日常的に抱えるストレスは、めまい、息苦しさ、便秘、女性なら月経不順といった体の不調や深刻な病気を引き起こす。2回に分けてストレスが原因の病気6つの症状と対処法を紹介する。1回目の今回は、「過敏性腸症候群(IBS)」と「月経不順・無月経・月経痛」を取り上げる。

脳で感じたストレスが腸に直接伝わり排便に影響
「過敏性腸症候群(IBS)」

女性は下痢型より、便秘型が多い

通勤時、何度も途中下車してトイレへ駆け込む、お腹がゴロゴロ鳴って便秘が続く……。過敏性腸症候群(IBS)は、胃腸の検査では異常が見られないのに、腹痛を伴う下痢や便秘が慢性的に続く病気。

「脳腸相関といって、腸と脳は自律神経で結ばれており、互いに影響を受けやすい。ストレスが強いと自律神経のバランスが乱れ、腸のぜん動運動が活発になり過ぎたり、けいれんを起こしたりして便通異常が起こる」と、さくらライフクリニックの松枝啓院長は話す。

【症状】 腹部の痛みや違和感を伴う下痢や便秘

単なる下痢や便秘ではなく、腹痛やゴロゴロするなど腹部の違和感を伴うのがIBSの特徴。IBSというと下痢でトイレに駆け込むイメージが強いが、女性では、うさぎの糞のようなコロコロ便や便が出にくくなる便秘型が多いという。下痢と便秘を交互に繰り返す混合型の人も。

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