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男に売れてる本、女が読みたい本 ベストセラーのトレンドを読む 日経エンタテインメント!

2012/8/27

書籍のベストセラーを男女別に分析すると、より明確にトレンドが見えてくる。女性は、かねてより売れ続けている健康・ダイエット本が上位30冊のうち過半数の16冊を占めた。一方、男性は、ビジネス本や自己啓発本が上位を占めたほか、AKB48の写真集も上位30冊に2冊ランクインした。

まず、2012年の上半期に、女性に売れた本を「TSUTAYA」のデータから紹介しよう[注1]。上位10冊を見ても分かるように健康・ダイエット本が圧倒的に強い。

10位以内に3冊ランクインした『カーヴィーダンス』シリーズ、2冊ランクインの『体脂肪計タニタの社員食堂』シリーズ、そして出版各社から出された各種『骨盤枕』本など、発売から1年以上売れ続けているロングセラーが少なくない。ここ数年の健康ブームを象徴しているといえよう。

女性の上半期ベストセラー 1~10位

またこれらの健康・ダイエット本は、空気を入れてふくらませる骨盤枕や、ダンスの動きを見せるDVDなど付録が充実しているのも、女性にアピールするお得感につながっているようだ。

健康本以外でも実用書が圧倒的に強く、文芸書は上位30冊中4冊のランクインにとどまった。本屋大賞の『舟を編む』、東野圭吾、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、東川篤哉、『謎解きはディナーのあとで2』は男女共通で売れているが、異色のヒットは『ピンクとグレー』。ジャニーズのNEWSメンバーが執筆した小説で、圧倒的に女性に売れた。

異色といえば、ファンタジー絵本『こびとづかん』シリーズから、14位と20位に2冊ランクイン。きもかわキャラクター「こびと」は子どもに人気で、せがまれた母親たちによって購入されている。

女性の上半期ベストセラー 11~30位
[注1]全国696店舗のTSUTAYA BOOKS、蔦屋書店にてTカードを提示して本・雑誌を購入している1200万人以上の利用者の2012年1月1日から6月10日の利用実績より性別・年代別に集計しランキングを作成した。総合ランキングは文庫本、ゲーム攻略本、コミック、健康・ダイエット以外のムックを除く。円グラフは購入者の男女比を示す。

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