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味も雰囲気も抜群、京都で見つけたドイツ菓子 世界のおやつ探検隊

2013/10/13

 やったー、出張だ。いつもおいしい思いをしている「世界のおやつ探検隊」が、遠路はるばる京都にやって来ました。えっ、世界のおやつなのに和菓子かって。いえいえ、我が探検隊に限ってそんなありきたりのことをやるはずがありません。千年の都・京都で見つけたのは、なんとドイツのお菓子です。さあ、始まりです。

 今回は番外編として東京を飛び出し、京都の鴨川沿いにあるゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川にお邪魔した。ドイツの公的文化機関である同館には、図書室やホールのほか、住居兼アトリエがあり、ドイツから招へいしたアーティストが日本に滞在しながら創作活動を行う機会を提供している。

 その1階にゆったりとスペースを構えるのが「カフェ ミュラー」。店名は、ドイツを代表する振付師で舞踏家の故ピナ・バウシュの代表作に由来している。

目の前に並んだドイツのケーキは3種類。それでは1つずつお味見を……

 ドイツ文化を紹介する拠点とあらば、出てくるケーキもドイツの香りがむんむんするに違いない。期待に胸を膨らませながらお目当てのカフェを訪れると、店長の三寺真史(みてら まさふみ)さんが出迎えてくれた。語学留学でドイツ中部の都市ゲッティンゲンに約1年滞在した経験を持つ人物だ。

 その日、お店にあったドイツならではのケーキは3種類。

シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ。100年ほど前に生まれたというケーキ。サクランボの酸味は生クリームやココア生地との相性がいい

 まず目に入ったのは、ココアを使った黒いスポンジと大きなサクランボがあしらわれた「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」(シュヴァルツが黒、ヴェルダーが森、キルシュがサクランボ、トルテがデコレーションケーキの意味)。サクランボから作ったお酒(これもキルシュと呼ばれる)を使ったチョコレートケーキだ。

 黒い森(シュヴァルツヴァルト)とはドイツ南西部に広がるうっそうとした常緑樹の森のことで、人気の観光地。サクランボの名産地であると共にキルシュの生産でも知られることから、これらを使ったケーキが黒い森の名前を冠して誕生したらしい。ただ、発祥の地はシュヴァルツヴァルトとは限らず、諸説あるようだ。

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