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生活習慣を見直し「解毒力」をアップ

「解毒力」を高めよう(3)

日経ヘルス・フォーメン

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NIKKEI STYLE

 水銀、アルミニウム、カドミウム……。ごく普通の生活をしているつもりでも、知らず知らずに「有害金属」が体内に蓄積し、思っていた以上に多いことに驚いた人は多いのではないだろうか。では、いったいどのようにすればいいのだろう。本連載最終回の今回は解毒能力を高めるための生活習慣を解説します。

適度な運動や入浴で代謝のいい体を

体が持っている解毒能力を高めるには運動が欠かせない。運動によって体脂肪が分解されると、体脂肪の中にたまっていた有害金属も一緒に溶け出し、排出されやすくなる。

汗をかくことも大いに意味がある。有害金属の含有量は便と尿の次に多く、決してバカにできない。

運動するのがベストだが、難しければサウナや入浴で汗を流すだけでもいい。「高温のサウナよりも、低温でじっくり汗をかいたほうが効果的」と大森院長はアドバイスする。

解毒の要は「腸」、便秘や下痢を防げ!

体外に排出される有害金属のうち、実に75%は便に含まれている。健康な便を作る大腸は、解毒作業を行う肝臓や腎臓と並ぶ「解毒の要」なのだ。

便秘になると、水銀や鉛といった有害金属が長時間、大腸の中にとどまることに。すると「腸の粘膜から、それらが再吸収されてしまう」と、銀座上符(うわぶ)メディカルクリニックの上符正志院長。

便秘や下痢を防ぐには、腸を整える乳酸菌などをヨーグルトや納豆などの食品からとるのもいいし、手軽なサプリメントを利用するのもいい。「3ヵ月間、乳酸菌サプリメントをのむと、水銀の排出が高まることが確認された」と横倉クリニック(東京都港区)の横倉恒雄院長は話す。

断食で内臓を休めるのも毒出しには有効

解毒を担う肝臓や腎臓は、毎日の食事で休む間もなく働いている。よく「休肝日」というが、肝臓にとってアルコールの分解など、大変な重労働であったとしても仕事の一部にすぎない。彼らにリフレッシュ休暇を与え、しっかり英気を養ってもらうには「断食」が効果的だ。

いきなり長期間の断食はつらいし、危険もあるが、1日だけの週末断食ならハードルは低い。断食中は体脂肪の分解が進み、有害金属が排出されやすくなるので一石二鳥だ。断食は「復食」こそが大切。断食明けの食事はおかゆなど軽いものにとどめ少しずつ通常の食事に戻していこう。

食材の産地やメニューを偏りなく変えてバランス良く

欧米人に比べて、日本人は水銀とカドミウムの蓄積量が多い。理由は魚や米をよく食べるから。これらの摂取を完全に防ぐことは無理だが、量を減らす工夫はできる。

「同じ産地の米ばかり食べ続けるのは、危険なので、ときどき産地を変えるべき」と解毒の研究を長年続ける福山中央病院(広島県福山市)の大森隆史院長は説明する。

また、マグロやカツオのような大形魚は水銀が多い。これらばかりを食べるのではなく、アジやイワシのような小形魚を食べるようにしよう。大切なのは偏らないこと。何事もバランスが大切だ。

より安全な水を得るには逆浸透膜浄水器を

震災や原発事故を通して、多くの人が"水"の重要性を感じたはずだ。そこで、注目を浴びているのが「逆浸透膜浄水器」。この浄水器なら、放射性物質を除去できる可能性が高いという。

逆浸透膜(RO膜)とは、ポリマー素材の膜に圧力をかけ、浸透膜を利用したろ過の一種。水は通すが水に溶け込んでいる不純物は通さないという。寺岡精工が、福島県の飯館村役場の水道水に自社のRO膜ろ過システムの浄水器を設置し、放射能を測定したことでも話題になった。その後も独自で行った放射性物質の除去検査結果を公開しているメーカーもある。

以前から逆浸透膜浄水器を使用し、奨励してきた大森院長も不純物の除去能力には高い評価を下す。ただ、業務用の大型のものが多く、家庭でも使えるサイズでも設置工事費を入れると20万円以上と高額だ。近くのスーパーの無料で水を汲める浄水器が、この逆浸透膜方式なら、利用しない手はない。

(ライター 伊藤和弘、中能泉)

[日経ヘルス・フォーメン2011夏号の記事を基に再構成]

日経ヘルス・フォーメン2011夏では、有害金属が体に及ぼす害とその対策を紹介

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