アマゾンvs楽天、電子書籍端末は完成度でキンドル

多くの電子書籍ストアの立ち上げと、タブレット端末の普及が進んでいる。なかでも注目を集めているのが、大手電子書籍ストアが用意するタブレット端末だ。アマゾンは2012年秋に日本市場で電子書籍サービス「Kindle(キンドル)」をスタートすると同時に電子書籍タブレット「Kindle Fire」を発売。2013年11月には、日本国内向けとしては第2世代(北米では第3世代)となる、7型と8.9型の「Kindle Fire HDX」を発売した。

電子書籍サービスとしてアマゾンを猛追するのが、楽天が展開する「楽天Kobo(コボ)」だ。2013年末に同社初となる7型のタブレット端末「Kobo Arc 7HD」を発表した。そこで今回は、両社の7型クラスの電子書籍タブレットを取り上げる。

Google Playに対応したコボ

両モデルともに、1920×1200ドット表示に対応した7型液晶を採用し、漫画などを表示しても画素のドットの存在を感じることはほとんどなかった。ただし、写真や動画を表示するとKindleがわずかに鮮やかに感じられた。

Kindleは、前モデルから2割ほど軽量化し、CPU(中央演算処理装置)も動作周波数が2.2GHzと最高クラスを採用。「電子書籍だけでなく、ゲームやビジネスでも使える」(アマゾン)という。

仕様を比較すると、それほど大きな差はなく見える。ただ、実際に使ってみると、CPU性能の差をはっきりと実感できた。Koboは楽天の電子書籍ストアの表示がややもたつくことが気になった。画面サイズ、解像度は同等だが、アマゾンは色空間の国際規格「sRGB」を100%表示することが可能。デジカメ画像などもオリジナルに近い色で表示できる
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