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「雑誌を買わない」世代に売れるファッション誌の秘密 日経エンタテインメント!

2011/11/14

 不況と言われ続けている雑誌業界。今、ファッション誌では、情報の厳選やびっちり感など、コンテンツ力の高い媒体が元気だ。「雑誌を買わない」とされる世代に売れるファッション誌のヒットの理由を分析する。

 雑誌業界でも特にファッション誌市場は激戦区だ。老舗の集英社、小学館、講談社から、付録が人気の宝島社まで各社が参入と撤退を繰り返す。

 ファッション誌が百花繚乱のなか、雑誌をあまり買わないといわれる中学生、高校生、大学生という若い世代が読んでいるのは何か。

未開拓世代に着目し、成功

 下の表は男性に売れている雑誌を世代ごとに10位まで並べたランキングだ。ファッション誌は若者世代では『smart』『キラリ!』などがランクイン。なかでも、『Samurai ELO』は中学生、高校生、大学生で、『週刊少年ジャンプ』に次ぐ2位。2006年の月刊化以降、着実に部数を伸ばし、現在は発行部数25万部を誇るという。

日販POSのデータ(WIN+)で、年代ごとに2011年4月から6月の2カ月に売れた雑誌をランキング。対象期間内に複数号発行している場合は最も売り上げの高い号で比較した。複数号の合算はなし

 同誌はファッション記事を中心に、恋愛や性に関するコンテンツを展開し、メインの読者層は男子高校生。下の表の男性向けファッション誌マップを見ると、意外にもこの世代をターゲットに絞った雑誌はほかにないことが分かる。

マップとランキング表の赤文字は「印刷証明付発行部数」「日本ABC協会」発行社レポート、出版社公表部数を2010年と比較して伸びた上位の雑誌(以下同)

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