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自分に向く仕事とは? キャリア迷子病からの脱し方

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NIKKEI STYLE

日経ウーマンオンライン
終身雇用制度が崩れ始め、誰もが「自分らしい働き方」を模索する時代がやってきました。私たちの働き方はこれからどのように変わっていくのでしょうか? プロノバ代表取締役社長・グロービス経営大学院教授の岡島悦子さんに、これからの女性の働き方について教えていただきました。

みなさんは何歳くらいまで働くイメージを持っていますか? 今の20代、30代は実は「職業人生50年」と言われています。年金の支給開始年齢の引き上げも予測されますし、70歳くらいまでは働くと考えられます。一方で、企業の平均寿命は30年程度と言われています。そう考えると、一社で一生を終える人は実は半分くらいなんですね。

現状でもすでに共働き世帯のほうが専業主婦世帯よりも多いですし、専業主婦はごく限られた人にとっての"セレブ職"になっていくことでしょう。一般的には、女性は働き続けるしかありません。

しかしながら、目の前のことばかりに一生懸命になってしまう女性が多いように感じています。もちろん、環境は変化しますから、あまり遠くのことばかりを考える必要はありません。けれども、40歳のときにどんな自分でありたいかはイメージしておきたいですね。

将来のビジョンもないままに、ひたすら不安先行になってしまっている女性とお会いすると、もったいないなと感じます。

まずは「とことんやってみる」しかない

例えば、30代で「キャリア迷子病」に陥っている女性っていますよね。「私、このままでいいのかな?」「何が向いているのかしら?」と悩みすぎてしまって、占いや資格取得にはまってしまったり、マイナスな転職をしてしまったり、必要以上に節約して貯蓄に力を入れてしまったり……。

子どもに「明日この世が終わるとしたら何を食べたい?」と尋ねたら、「カレー」か「ハンバーグ」か「オムライス」と答える子が多いと思います。なぜなら他に選択肢を知らないからです。

どの仕事が自分に向いているのかを悩む人に伝えたいのは、「何が向いているのかを理解するには、ある程度負荷をかけてやってみるしかない」ということです。もちろん適性はあります。しかし、まずは目の前のことをいろいろやってみて、40歳くらいまでに何で勝負していくかを決めればいいのです。その割には食わず嫌いで、「私にはこれは向いていない」と決めつけてしまったり、安易な資格取得に走ってしまったりする女性が少なくありません。

50年間働き続ける場合、キャリアを考えるうえで大切にしたいのは"希少性"と"市場性"の二つです。希少性というのは、あなたという人材がいかにオンリーワンな存在であるか、ということ。そして市場性というのは、人材市場でどれだけ求められる人材であるか、ということです。

アメリカ・デューク大学のキャシー・デビッドソン教授の研究で「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就く」というものがあります。それだけ職業というものは時代のニーズに応じて変化していくものです。

ただ、未来を先読みすることは、容易なことではありません。変化に対応できる力を身に着けるためには、まずはとことん目の前の仕事に真摯に取り組むこと。「やらされている」のではなく、"納得感"を持って職業を選ぶことです。その先に変化に対応できる柔軟性が生まれてくるのです。

この人に聞きました

岡島悦子さん
プロノバ代表取締役社長、グロービス経営大学院教授。経営チーム強化コンサルタント、ヘッドハンター、リーダー育成のプロ。三菱商事、ハーバードMBA、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2002年、グロービス・グループの経営人材紹介サービス会社であるグロービス・マネジメント・バンク事業立上げに参画、2005年より代表取締役。2007年、プロノバ設立、代表取締役就任。「日本に"経営のプロ"を増やす」ことをミッションに、経営のプロが育つ機会(場)を創出し続けている。

(ライター 田中美和)

[nikkei WOMAN Online 2014年7月9日付記事を基に再構成]

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