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「仕事で輝こう」と思わなくていい 働く女性の未来は

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NIKKEI STYLE

終身雇用制度が崩れ始め、誰もが「自分らしい働き方」を模索する時代がやってきました。私たちの働き方はこれからどのように変わっていくのでしょうか? 仕事への向き合い方をテーマに、日本を生きる働く女性の未来を考えてみましょう。

「誰かのために働く」気持ちを持つこと

そもそも、男性にとって「働く」とは、女性よりもっとリアルなこと。「未来」も何もないわけです。働くしかない。働き続ける以外の選択肢はほとんどないのです。

ところが女性の場合は、選択肢が豊富にある。結婚や出産を機に仕事を続けるのか辞めるのか、あるいは夫の収入があることで、仕事の内容を変えて「好きを仕事に」するのも一つの選択肢。一度辞めて、後から復職するという人もいるでしょう。女性は「自分らしく働きたい」「私らしく働きたい」と、よく口にします。でもね、考えてみてください。自分のために働くのは、とてもしんどいことじゃないですか? 選択肢が豊富にあって、「自分」を軸にその中からベストな解を選ぼうとすると、なかなか選べないのではないでしょうか? それは当然のことです。正しい答えなんて誰にも分からないですし、焦りや不安も湧いてきます。姿の見えない「未来」に振り回されてしまうのです。

私が提案したいのは、「自分のために働く」のではなく、「パートナーや家族など誰かのために働く」という考え方への転換です。結婚したら仕事をやめる女性側の選択が、男性側の生き方の多様性を奪っていることだってあるわけです。男性側にだって「留学したい」とか「趣味の○○を活かして起業したい」といった願望はある。そして多くの男性たちが昔と違って、家庭や子育てに関わりたいと思っています。現状では女性のほうが自分の生き方のほうに関心があるように思います。自分だけではなく、「パートナーの生き方にも責任を持つ」という姿勢があることで、働くことに対する覚悟が決まるように思います。

そもそも私は自分で自分の人生をコントロールできるなんて思っていませんし、自分のブランディングができるとも思いません。自分が独立するなんて少しも考えていませんでした。有給全消化できて、定時で上がれるような職場に転職したいと思っていたくらいです。いろいろな変化や外圧があって、今の状況になったのです。でもそれも悪くないかなと思ってます。

目の前に与えられた仕事に粛々と取り組む姿勢が大切

「こういう仕事がしたい」というよりも、誰かが私にこの仕事をさせようと思っている仕事に乗ってしまって、受けた以上はきちんとやるようにする。もしうまくいかなくても、依頼した相手にも責任があるって半分押しつけます。

私は「仕事で輝こう」とか「仕事が自分を成長させてくれる」なんて思っていません。仕事をしているとびっくりするくらいひどい目に遭うこともありますね。でもそれって海外旅行と似ています。海外旅行は楽しいですし見聞が広まっていいものですが、一方でひどい目に遭うこともあって人間不信に陥ることもある。仕事もプラスの側面もあれば、マイナスの側面もある。これからの時代を働く女性として生きていくにあたっても、過度に期待せず、今、目の前に与えられた仕事に粛々と取り組む姿勢が大切なのではないでしょうか。

この人に聞きました

深澤真紀さん
コラムニスト・編集者。タクト・プランニング代表取締役社長。1967年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、複数の出版社で編集者を経験したのちに企画会社である同社を設立。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名。「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内外で話題に。平成の女性を語った『女はオキテでできている-平成女図鑑』(春秋社)や、『ダメをみがく――"女子"の呪いを解く方法』(紀伊国屋書店)など著書多数。公式サイトhttp://www.tact-planning.com 日経ウーマンオンラインで『深澤真紀の女オンチ人生』を好評連載中。

(ライター 田中美和)

[nikkei WOMAN Online2013年10月30日付記事を基に再構成]

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