ほかには、2013年に出版されたツイッターの誕生と内幕を描いたベストセラー『Hatching Twitter』のドラマ化も企画として持ち上がっています。伝記ものというよりも、事実を交えたフィクションとしてのドラマ化となれば、見どころも多くなりそうです。何よりIT業界という題材は、現代の多くの視聴者にとって非常に身近なものであることがドラマ化の利点と言えるでしょう。

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●今月のオススメドラマ

『エージェント・オブ・シールド』

映画『アベンジャーズ』のスピンオフ作品が登場

老舗マーベル・コミックの映画化『アイアンマン』や『マイティ・ソー』などは、舞台となる架空の世界「マーベル・シネマティック・ユニバース」を共有している(シェアード・ユニバース)。そのマーベル・シネマティック・ユニバースと世界観を共有する『エージェント・オブ・シールド』は、各作品のヒーローが集結する映画『アベンジャーズ』にも登場する国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」の活躍を描いたテレビシリーズだ。

『エージェント・オブ・シールド』。オンデマンド・プレミア配信中/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン (c)2014 Marvel & ABC Studios.

発案者はテレビドラマ『吸血キラー 聖少女バフィー』などを手がけ、映画『アベンジャーズ』を監督したジョス・ウェドン。時系列的には『アベンジャーズ』の後の話で、映画では非業の死を遂げたはずのコールソン捜査官が実は生きており、エースパイロットで兵器の専門家メリンダ・メイ、クセはあるが優秀なグラント・ウォードらとチームを組んで様々な敵と戦う。

コールソンを演じるのは、映画と同じクラーク・グレッグ。共演はミン・ナ、ブレット・ダルトンほか。映画ではシールドの長官ニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンが、同じ役でゲスト出演しているほか、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の後日談を描くなど、独自の物語を展開しつつ、映画との連動も見どころだ。

今祥枝(いまさちえ)
 映画&海外ドラマライター。女性誌、情報誌、ウェブ等に映画評やインタビュー等を寄稿。「BAILA バイラ」「eclat エクラ」「日経エンタテインメント!」映画サイト「シネマトゥデイ」などに連載中。著書に『海外ドラマ10年史』(日経BP社)。

[日経エンタテインメント! 2014年10月号の記事を基に再構成]

日経エンタテインメント! 海外ドラマSpecial 2014[秋]号 (日経BPムック)

編集:日経エンタテインメント!
出版:日経BP社
価格:1,080円(税込み)

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