通知が煩わしいときは「集中モード」で
パソコンでの作業中、画面右下にときどき表示される「通知」が邪魔に感じることがあるかもしれない。そんなときには、「集中モード」を有効にすると一時的に表示を抑制できる(図12、図13)。タイルを選択するたびに、「重要な通知のみ」→「アラームのみ」→「オフ」が順番に切り替わる。
図12 タスクバーのボタンをクリックして「アクションセンター」を表示し(1)、下部の「集中モード」をクリックして機能を有効化する(2)。タイルや、タスクバーのボタンが変化する(3)(4)
図13 アクションセンター下段のタイルが1段しか表示されていない場合は、その左上にある「展開」をクリックすると全体表示になるアプリごとに通知表示を制御することもできる(図14~図16)。通知画面から、「設定」画面を呼び出すのが手っ取り早いだろう。
図14 表示された通知の右上に出る「…」をクリックすると(1)、カスタマイズ用のメニューが出る(2)。アクションセンターで表示される通知の歯車ボタンでも同じ操作ができるほか(3)、通知全体の設定画面も呼び出せる(4)
図15 「設定」画面→「システム」→「通知とアクション」を開く(1)。「通知」の上部にあるスイッチで通知をオフにできるほか(2)、下部の項目で細かいカスタマイズができる(3)
図16 図15の設定画面を下にスクロールすると、送信元(アプリ)ごとの設定が可能。スイッチでアプリごとの通知をオフにできるほか(1)、アプリをクリックすれば(2)、より詳細な設定画面が開く(3)なお、クイックアクションの「集中モード」の位置が選びにくく感じる場合は、並びをカスタマイズすることも検討しよう(図17)。
図17 「設定」画面→「システム」→「通知とアクション」を開き(1)、「クイックアクションの編集」をクリックするか(2)、アクションセンターのタイルの外側部分を右クリック→「編集」で(3)(4)、編集モードになる(5)。ドラッグで並べ替え、各タイルの「ピン」をクリックして削除(6)。項目の追加もでき(7)、設定が終わったら「完了」をクリックする(8)
[日経PC21 2021年9月号掲載記事を再構成]