陶器の質感に木目調… デザインが映えるエアコン3選

エアコンのデザインといえば長い間、「白いプラスチックの箱型」が基本フォルムで、メーカーによって大きな違いはなかった。そのためユーザーもエアコンは機能や価格で選ぶことはあっても、デザインで選ぶことは少なかったのではないだろうか。

しかし近年、その傾向が変わりつつある。家電もインテリアの一部として、デザインにもこだわったモデルが登場しているのだ。そこで今回は、デザインを重視して開発されたエアコンを3モデル、紹介する。

陶器のような質感 富士通ゼネラル nocria「Zシリーズ」

漆喰(しっくい)やけい藻土、焼き物など、日本人になじみの深い土の質感をモチーフにした富士通ゼネラルのnocria「Zシリーズ」。14畳・AS-Z401L2の実勢価格は、27万円前後(税込み、大手家電量販店サイトで調査、以下同)

富士通ゼネラルが展開するエアコンのうち、質感にこだわった「クラフトデザインシリーズ」の第2弾として2021年4月に発売されたのが、nocria(ノクリア)「Zシリーズ」の新モデル。マット素材のパネルに波状の文様を施し、パウダー状樹脂を練り込むことで、インテリアに調和する、素焼きの陶器のような質感を表現した。

波状の文様の幅や長さを不均一にすることで、職人が手がけたようなクラフト感を表現している

ハイエンドモデルに次ぐ上位モデルのため、性能が高いのも特長。「ダブルAI(人工知能)」により、ユーザーが暑さや寒さを感じる前に、先回りして快適な気流と温度に自動調節する。またエアコン内部に発生した水滴で汚れを浮かせて洗い流し、55℃以上に高温加熱、湿熱効果でカビ菌や細菌を除去する「熱交換器加熱除菌」機能で、エアコン内部を清潔に保つ。

「クラフトデザインシリーズ」の第1弾として20年4月に登場したのがnocria「SVシリーズ」。横幅70センチメートルを切るコンパクトなサイズで、パネルに自然な風合いのファブリック(布地)調デザインを採用した。Zシリーズ(2021年)、SVシリーズ(2020年)ともに、世界三大デザイン賞の1つ、レッド・ドット・デザイン賞を受賞している。

横幅698ミリメートルとコンパクトながら、ファブリック(布地)調のデザイン、熱交換器加熱除菌機能などを備えた「SVシリーズ」。14畳・AS-SV401L2の実勢価格は、20万円前後
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スクエアデザインが特徴的 三菱電機 霧ケ峰「FLシリ
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