コンビニ弁当などは食品添加物を多用して食中毒事故を防いでいると考える人もいるが、一概にそうとは言えないという。例えばローソンのオリジナル商品は「合成着色料・保存料は使わず、加熱後や盛り付け時、販売時の温度管理を徹底することで細菌の増殖を防ぎ、安全・安心な商品を提供している」(ローソン品質管理部の三森伸二郎さん)。それだけに、購入時は商品に記載がある保存方法をチェックし、消費期限内に食べるように心がけることが大切だ。

また「最近主流になっている『チルド』管理の弁当類は冷蔵保管が必要なので、すぐに食べない場合は冷蔵庫で保管してほしい」(同)。

日々の食中毒予防に気を使い、暑い季節にも安全においしく食事を楽しもう。

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買い物やデリバリーも気を配る

生鮮食品の買い物に保冷バッグを携行する

買い物に出かけるときは肉や魚の生鮮食品を最後のほうに買い、持ち歩く時間をできるだけ短くする。保冷バッグなどを携帯し、冷たい状態をキープする習慣もしっかり身につけたい=写真。

また、コンビニなどで店内調理されている唐揚げなどの揚げ物を夏場に持ち帰った場合は、常温放置せず、2時間以内に食べるようにしよう。デリバリーされた食品も、できるだけすぐに食べる。要冷蔵と記載があるのに冷えていなかったり、容器が破損していたりする場合は食べるのを避けるといった配慮も必要だ。

(ライター 土井 ゆう子)

[NIKKEIプラス1 2021年5月1日付]