テーラードスーツをノータイで着るなら
「ジョンスメポロ」が最適解だ
春のノータイスーツスタイルにはニットポロが欠かせない。定番として真っ先に名が挙がるのはジョン スメドレー。襟元に宿る不変のエレガンスは、紳士のワードローブに必須だ。
Style Point ニットポロのエレガンスは襟元に宿る
ビジネスシーンでは襟元はしっかり第一ボタンまで留めることを忘れずに。コンパクトに結んだスカーフを挿すだけでも、洗練度がグッとアップして見える。大人の洒落(しゃれ)感と余裕が漂う。

クラシックな趣あるロングポイント襟

■JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)[ Knit ]
上着のラペルへきれいに納まるとがった襟先
ジョンスメのニットポロといえばこちら。製品に使われている最高品質のシーアイランドコットンは、シルクの光沢とカシミヤの肌触りを併せ持つ最高級の天然素材。最新の機械を導入しながらも手作業で丁寧に行う工程が多い。とがった襟先はイングリッシュカラーとも呼ばれ、一目でジョン スメドレーだとわかる。各2万6000円(リーミルズ エージェンシー)
英国の定番ニットポロはエグゼクティブにはマストな一枚
秋冬らしいノータイスタイルでは、タートルネックをテーラードスーツに合わせていたように、暖かくなってきた春先には、繊細なニットポロを合わせてみよう。首まわりがスッキリするうえに、襟の長さもクラシックで、清潔感を保ちながらも、いい意味で力の抜けた着こなしに仕上がるはずだ。
特に、ビジネスシーンに合わせて洗練されたコーディネートを愉(たの)しむなら、フォーマル度の高いハイゲージがベター。色柄についても、なるべく控えめなものを選び、カジュアル感が強くならないように注意したい。そんな時、英国の老舗、ジョン スメドレーなら、まず間違いない。30ゲージという繊細さで編み上げたニットからは、リラックスした気品が感じられる。カラーバリエの豊富さにおいても申し分ない。
※表示価格は税抜きです。
撮影=野口貴司(SanDrago)、筒井義昭、若林武志〈静物〉、鈴木泰之、小澤達也、恩田拓治、武蔵俊介 スタイリング=四方章敬、宮崎 司(CODE) ヘアメイク=馬場拓也(SEPT)、吉村 健(AVGVST) 構成・文=小曽根広光 文=吉田 巌(十万馬力)、間中美希子、伊澤一臣、柳澤 哲 撮影協力=バックグラウンズファクトリー、EASE イラスト=林田秀一
[MEN’S EX Spring/Summer 2021の記事を再構成]

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