予算約5万円のノートパソコン 後悔しない3機種はこれ最新ノートPC予算別ナンバー1決定戦(予算5万円前後)

近ごろは2万~4万円で買える超格安ノートが注目されている。話題に上がるのは、家電メーカーやディスカウントストアなど、パソコンメーカー以外が自社ブランドで販売するパソコン。それらは総じて基本性能が低く、パソコンをよく使う人が手に取ると、何をするにも不満に感じる場合が多いようだ。不満覚悟で超格安ノートを買うならいいが、安くてもしっかり使えるノートパソコンが欲しいなら予算を5万円前後まで上げたい。

第3世代のライゼン5搭載モデルも

このパートでは格安でも実用十分のパソコンを3台ピックアップした。日本エイサーの「アスパイア3」、日本HPの「15s-eq1000」、そしてASUSの「ビボブック14」だ。いずれもCPUにはAMD製プロセッサーを採用する。

日本エイサーのアスパイア3は、ライゼンより格下のアスロン シルバーを搭載。処理性能こそ低いが、ストレージにPCIe接続のSSDを採用するなど、性能では超格安ノートをはるかににしのぐ。

一番高性能なのは日本HP。期間限定の割引価格だが、ギリギリ5万円台で第3世代のライゼン5搭載モデルが選べた。

ビボブック14は直販限定モデル。14型とひと回り小型の分、ホームモバイルとして活躍できそうだ。

日本エイサーの「Aspire 3 A315-23-F38AU/K」は、2月に発売された新型。CPUはAMDのアスロン シルバーで、ライゼン3よりも性能は低いが、PCIe接続のSSDを搭載する。実売価格は5万5000円前後
「Aspire 3 A315-23-F38AU/K」(日本エイサー)
●CPU:アスロン シルバー3050U(2.3GHz)●メモリー:8GB●ストレージ:256GB SSD(PCIe)●ディスプレー:15.6型(1920×1080ドット)●光学ドライブ:なし●端子類:USB3.2(Gen1)×2、USB2.0、HDMI出力、LAN●Wi-Fi:Wi-Fi 5●サイズ:幅363.4×奥行き250.5×高さ19.9ミリ●重さ:1.72キロ●オフィス:なし
英語仕様が色濃く残キーボードを搭載。このため「Enter」や右側の「Shift」、写真にはないがスペースキーなどが隣のキーとほぼ一体化しており、入力ミスをしやすい
日本HPの「15s-eq1000 スタンダードモデル」は、第3世代のライゼン5 4500Uを搭載するエントリー機。直販価格は5万9950円(記事執筆時点=4月上旬=の割引価格)
「15s-eq1000 スタンダードモデル」(日本HP)
●CPU:ライゼン5 4500U(2.3GHz)●メモリー:8GB●ストレージ:256GB SSD(PCIe)●ディスプレー:15.6型(1920×1080ドット)●光学ドライブ:なし●端子類:USB3.0タイプC、USB3.0×2、HDMI出力、SDカードスロット●Wi-Fi:Wi-Fi 6●サイズ:幅358×奥行き242×高さ19.5ミリ●重さ:1.6キロ●オフィス:なし
キーボードは良い意味でごく普通。英語版のキーボードを無理に日本語化したようなところもなく、キー配列も自然。テンキーのサイズも大きく打ちやすい
ASUSの「VivoBook 14 M413DA」は、直販限定の14型格安ノート。OSはウィンドウズ10の「Sモード」(セキュリティに特化したウィンドウズ10で、ストアアプリしか使えないなどの制約がある)。Sモードを解除すれば、通常のウィンドウズ10 ホームとして使える。CPUには2世代前のライゼン3を搭載。直販価格は4万6800円
「VivoBook 14 M413DA」(ASUS)
●CPU:ライゼン3 3250U(2.6GHz)●メモリー:8GB●ストレージ:256GB SSD(PCIe)●ディスプレー:14型(1920×1080ドット)●光学ドライブ:なし●端子類:USB3.1タイプC(Gen1)、USB3.0、USB2.0×2、HDMI出力、マイクロSDカードスロット●Wi-Fi:Wi-Fi 5●サイズ:幅324.9×奥行き215×高さ19.1ミリ●重さ:1.45キロ●オフィス:なし
タッチパッド内にウィンドウズハロー対応の指紋認証センサーを搭載。使い勝手とセキュリティーにも気を配る

※価格はすべて記事執筆時

(ライター 原如宏、写真 スタジオキャスパー)

[日経PC21 2021年6月号掲載記事を再構成]

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