■6位 しらす山椒油漬け(福島県) 350ポイント
ほどよい塩味とうまみ

しらすの食感を引き立てるエゴマ油と、風味づけのごま油などの油を使用。相馬などで採れた山椒(さんしょう)もアクセントに。「ほどよい塩味にごまや昆布など自然なうまみが加わっており、食べ飽きない味」(黒川さん)。製造元によると、もとはコウナゴの油漬けが人気だったが、資源不足のためしらすを材料に開発したという。無添加の製法で魚介の栄養を手軽に取れると、高齢者を中心に人気だ。

料理の幅も広がる一品で「しらすと山椒、オイルのバランスが良く、パスタや豆腐と何にでも合わせて食べたい」(今泉さん)。

(1)海鮮フーズ(2)648円(3)80グラム(4)https://kaisenfoods.weebly.com/(注文はFAXで)

■7位 牡蠣味噌(宮城県) 300ポイント
ご飯にもお酒のつまみにも

宮城名産のカキと仙台味噌を合わせた。カキの食感が残るように粗めにくだき、内容量の半分以上をカキにして風味や味を引き立たせた。「口にカキのうまみが残り、味噌との相性が抜群」(田代さん)。「温かいご飯にもお酒のつまみにも合う」(島本さん)。クリームチーズや野菜スティックに合わせても楽しめそうだ。

製造元の末永海産はもともと生ガキのパック詰めなどを作っていた。東日本大震災で冷蔵設備などが被害を受け、加工食品の製造を始めた。牡蠣味噌は第1号の商品で「復興のシンボルのような存在」という。

(1)末永海産(2)700円(3)100グラム(4)https://hitakamiichiba.com/?pid=142221335

■8位 うに缶(岩手県) 280ポイント
味付けせず 素材の甘み生かす

三陸でよく採れる「キタムラサキウニ」は、北海道などで採れる「バフンウニ」と異なり、色が黄色っぽく粒が粗いのが特徴という。味付けをせず缶ごと蒸すことによって、このウニ本来の風味や甘みを逃がさないようにしている。「蒸しウニのみで、添加物がないのも魅力。また食べたいと思う」(鳥山祐加子さん)と、素材本来の味を生かす製法に注目する声が多かった。

「チーズやクラッカーと合わせるとよりリッチに楽しめる」(野口英世さん)。製造元の宏八屋によると「3年間の賞味期限の中で寝かせると、味が円熟していく」という。

(1)宏八屋(2)2800円(3)90グラム(4)https://www.kohachiya.jp/

■9位 ほや酔明(宮城県) 270ポイント
レトロなパッケージも魅力

その名の通り「夜が明けるまで楽しく酔ってほしい」との願いが込められたほや酔明は、40年近くお酒のお供として愛されてきた。東北新幹線の名物のお土産としても知られる。メーカーの水月堂物産によると、ホヤは水揚げをしてすぐに殻をむくことで、にがさやえぐみが取れた商品になるという。

「おつまみにちょうど良い味付けで、少量でも満足できる」(清水さん)。パッケージのデザインにも注目があつまり「レトロでかわいらしく、パーティー卓においてあると喜ばれそう」(黒瀬さん)との声も。

(1)水月堂物産(2)350円(3)12グラム(4)https://www.suigetsudo.jp/

■10位 帆立水煮(福島県) 260ポイント
貝ひもまで柔らかく

1864年に創業し、魚介の缶詰やつくだ煮、干物を販売している丸市屋。缶詰は添加物を一切加えず「子供でも安心して食べられる」(同社担当者)という。食べ応えのある粒の大きいものを選び、貝ひもまで柔らかくなるように煮込んでいるという。

「ホタテの味がしっかり生きている」(吉田さん)と風味や食感を楽しめる点が評価された。シンプルな味付けだからこそ「中華や洋食系のお料理にも使えそう」(浅尾貴子さん)という声も。同社はほかに貝柱缶なども扱っており、贈答用に好まれるという。

(1)丸市屋(2)600円(3)100グラム(4)http://www.maruichiya.com/

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