持ち運び可能なUPS電源として活用

今の時代だからこそ、ポータブル電源の使い道が広がっている

さらに、UPS(無停電電源装置)を搭載している点にも注目したい。普段は自宅で非常用電源として設置しておけば、停電しても電源供給が途切れる心配はない。セキュリティーカメラや、以前この連載でも紹介した猫用の自動給餌器など、家に人がいなくても自動で運転を継続してほしい機器を持っている人にとっては重宝する。

これだけの大容量なので、当然重くて場所も取るが、持ち運びが可能なUPS電源を買ったと考えれば、使い勝手はかなり良い。今後新型コロナウイルスの感染拡大が収束して野外ライブなどのイベントを行えるようになったら、音響機器を使う際にも役立つだろう。

災害が発生したときにも1台持っていれば、数日間は電源なしで過ごせる。あとは、価格をどう考えるか。一度購入したら防災グッズと同じように5年10年と長期間使える。いざという時の安心を買うと考えて、ひと月あたりの金額に換算すると抵抗感も少ないだろう。

津田大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)

(構成 藤原達矢=アバンギャルド、写真 渡辺 慎一郎)

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