クチュール技を凝縮 愛着ウエアを長く着続ける提案

身頃、袖、裾などで技法の異なる着映えトップスであでやかに

「Max Mara(マックスマーラ)」はクチュールライクな刺しゅうやレースを施したトップスで手仕事の上質感を醸し出しました。全体を穏やかなベージュトーンでまとめると、気持ちまで落ち着かせてくれそう。六角形モチーフが重層的に配された、手の込んだディテールが視線を引き込む仕掛け。リュクスと着心地を両立させるのが新しい潮流です。

ロングスカートの正面には、使い勝手のよさそうなビッグポケットが配置され、ユニークな立体感が生まれました。体につかず離れずのシルエットは、優美さと動きやすさを兼ね備えています。同じ色のワントーンでまとめつつも、ディテールやカッティングに工夫を凝らした服は長く着続けやすく、服を使い捨てにしないスローファッションの流れにもなじみます。

ロングコートをまるでドレスのようにしなやかに着こなして

トレンチコートの表情を帯びつつ、軽やかに仕立てられたアウターは、シーズンを選ばない通年ウエア。首から離れて襟が立つオフネックがスポーティーで伸びやかなテイストに導きました。袖先の広がったベルスリーブがフェミニンで、手首の細感も引き出しています。定番的アウターのトレンチに様々な表情が加わり、新鮮な見え具合に。コートに定評のあるブランドならではの、丁寧なテーラーリングが品格を寄り添わせました。

歴史的な災厄に直面したことを受けて、目先の流行にとらわれない「タイムレス」がファッションの新テーマに浮上しました。お気に入りの服を、長く着続ける態度は、「タイムレス」に通じるもう一つのテーマ「サステナビリティー」とも合致しています。

(画像協力)
マックスマーラ
www.maxmara.com

居場所を選ばない「ホームドレス」 家でも街でも自分らしく

異なる色のチェック柄を重ねて、味わい深い「柄×柄コーデ」に

「N21(ヌメロヴェントゥーノ)」はパジャマを思わせるチェック柄のセットアップを提案。ピンクからパープルに至るグラデーションにキラキラのビジューモチーフをちりばめて、華やぎをプラス。「リモート映え」も期待できる進化形セットアップです。

上下の生地や色がそろっているのに、スーツほどは堅苦しくない「セットアップ」は、一段とバリエーションが広がってきました。ウィズコロナ下でリモートワークが増えたこともあって、プライベートと仕事をしなやかに相互乗り入れする装いが求められるようになっています。家でもおしゃれに手を抜かない「ホームドレス」の新トレンドにうってつけです。

揺れる毛足が自然体のリラックス気分に導きます

グレーのメンズ風シャツとパンツの組み合わせでも、セットアップなら上下の色や柄が統一されているから、「きちんと感」がしっかり出ます。それでいて、しんなりと体に沿うシルエットや、軽やかな生地のおかげで、リラックスした着心地に整えてもらえるところも、今のニーズになじみます。

これまでのセットアップはジャケットとボトムスのコンビネーションが一般的でしたが、シャツとパンツの組み合わせも登場し、軽快感がさらにアップ。同系色のシアー素材カーディガンを重ねて、マニッシュでグラマラスな着映えに。フェザー(鳥の羽根)状のディテールが優美に躍って、気分が上がる演出です。

(画像協力)
ヌメロヴェントゥーノ
https://shopiza.com/brand.html/N21
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ヘルシーな大人の肌見せ みずみずしいイメージをアピ