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「個性的」がブーム ご当地の味も人気

ふりかけの歴史は諸説あるが、熊本県で大正時代初期に作られたフタバ(熊本市)の「御飯(ごはん)の友」が元祖とされる。カルシウムなどが取れる栄養食として開発された。「現在は高級路線や健康志向など、一般的なタイプと違う個性的なふりかけがブームになっている」(国際ふりかけ協議会代表理事の松江慎太郎さん)。消費者の嗜好が多様化したのを背景に、ふりかけも味や食感で特徴を打ち出すようになった。

各地の食材を使ったご当地ふりかけも人気に。かつお節やちりめんなどの魚介を使った海産物処ふじ田(静岡県島田市)の「まぜるだけ」など、主菜として楽しめるものも登場している。協議会では2年ごとに「全国ふりかけグランプリ」を開催。2021年は熊本県を会場に予定している。

米穀安定供給確保支援機構によると、今年9月の家庭内での米の消費量は前年同月比13.5%増。ご飯をおいしく楽しく食べれば生活の満足度も上がるだろう。目新しいふりかけのパッケージを見つけたら、買って味わってみよう。

■ランキングの見方 商品名、メーカー。数字は専門家の評価を点数化。(1)税込価格、送料別(2)公式サイト・販売サイト。写真は三浦秀行撮影。

■調査の方法 ふりかけに詳しい専門家の推薦をもとに、取り寄せ可能か、全国の店舗で買える、食感や味付けで新規性が高い22商品を選定。食の専門家12人に食べてもらい、(1)従来製品と比べた食感や見た目の面白さ(2)味(3)周りに勧めたくなる、などの視点で評価してもらった。結果を編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽青柳崇子(日本フードアナリスト協会理事)▽岡本ゆかこ(フードスタイリスト)▽片山真一(五つ星お米マイスター)▽金子あきこ(管理栄養士)▽河瀬璃菜(料理家)▽五藤久義(三越伊勢丹バイヤー)▽関克紀(Tokyo Onigiri Labo代表取締役)▽滝村雅晴(パパ料理研究家)▽野口英世(フードスタイリスト)▽船久保正明(五つ星お米マイスター)▽松江慎太郎(一般社団法人国際ふりかけ協議会代表理事)▽吉田慎治(食楽副編集長)(敬称略、五十音順)

(生活情報部 荒牧寛人)

[NIKKEIプラス1 2020年11月21日付]

<訂正>11月23日3時公開の原稿中、3位の商品名で「牛角韓国味付のりフレーク」とあったのは「牛角ふりかけのり ごま香る旨塩味」、「60グラム」とあったのは「20グラム」の誤りでした。本文は訂正済みです。


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