冬のおうち時間はパン作り 1万円台のホームベーカリー
新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごす時間が増え、調理家電が活躍する機会も増加している。今回は1万円前後と、手ごろな価格から購入できるホームベーカリー3製品を紹介する。1台で食パンはもちろん、糖質オフパンや米粉パン、もちやジャム、甘酒が作れるなど、従来よりも機能性が高まっている。
コンパクトでキッチンに置きやすい シロカ
シロカのホームベーカリーは、2010年の発売以来、累計販売台数120万台を突破するヒット商品。新モデル「シロカのおうちベーカリー SB-1D151」を20年9月に発売した。通常のパンメニューのほか、シロカ独自の糖質オフパンメニューを搭載。小麦粉、ふすま粉、小麦グルテンを使用し、一般的な食パンに比べ糖質を約40%減らせる。全粒粉パン、米粉パン(グルテンなし)などの健康パンメニューも含め、全20メニューを用意。
2斤サイズが作れるエントリーモデル アイリスオーヤマ
家電分野に参入して以来、新製品を続々と投入しているアイリスオーヤマは、同社初となるホームベーカリー「IBM-020-B」を20年5月に発売。ベーシックな機能を網羅しており、食パンのほか、米粉パン(小麦あり・なし)やピザやうどん、パスタ生地など19種類のメニューを搭載している。
低糖質ブランパンを食べやすく ツインバード工業
ツインバード工業の「Take bran!ブランパンメーカー BM-EF36W」は、「ブラン」と呼ぶふすま(小麦の外皮)を材料にした低糖質ブランパンが焼けるホームベーカリー。小麦粉で作った一般的な食パンに比べ、糖質を約87%抑えられるという。ブランパンは、独特な味わいで食べにくく感じる人も多いため、よりしっとりとしたなめらかな口あたりを目指した。
ブランパンにナッツやドライフルーツなどの具を入れるとさらに食べやすくなるため、具が均一に広がるような独自技術を搭載。付属のレシピブックには、2週間分の低糖質ブランパンのアレンジレシピを掲載している。なおブランパンの材料は、鳥越製粉と共同開発した専用の低糖質ブランパンミックスを使用する。
白物家電・美容家電を中心に、暮らしにまつわるモノやコトを幅広く取材、執筆するフリーライター。リアルな主婦目線で、日々の家事が楽しく快適になる家電の取り入れ方を積極的に発信する。
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