検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

乃木坂46の齋藤飛鳥 初センターのご褒美、タビブーツ

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

乃木坂46のメンバーとして数多くの作品でセンターポジションを経験、9月25日公開の映画『映像研には手を出すな!』で主演を務める齋藤飛鳥さん。モデルとしても活躍する彼女が紹介してくれたモノは、シングルの表題曲で初センターを務めたご褒美に買った独特な形のブーツだった。

足袋という斬新なデザインにひかれた

「私がずっと大切にしているものはタビ ブーツです。購入したのは、高校生の頃。4年くらい使っています。もともと、洋服には興味がなかったんですけど、13歳で乃木坂に入って、高校生になった頃からファッションモデルをやらせていただくようになりました。服に気を使い始めたのはそこからです。

けれど、高校生の私からすると高価で手の出し難いアイテムというか、子供が履くものではないと思ったし、今履いても似合わないと思って、手を出せずにいたんです。けど、なんとなく抱いた憧れの気持ちがずっと消えませんでした。それは多分、足袋という斬新なデザインにもひかれたし、すごく価値を感じたからです」

「そんな気持ちの中で、2016年に初めて『裸足でSummer』(15枚目シングル表題曲)という楽曲でグループのセンターを務めることになりました。それが結構衝撃だったというか、『自分がセンターを務める』というのをまったく想像していなかったときに、不意打ちで指名されたので、すごく戸惑いました。そのひと夏は自分の中でも苦戦した期間というか、センターとしてツアーも回らなくてはいけなかったので、プレッシャーにやられて、心がクタクタになってしまったんです。多分その後くらいに『この夏、頑張ったしな』とご褒美の気持ちで、初めてハイブランドが並ぶようなデパートにお母さんと一緒に行って、ブーツを買ったと記憶しています」

齋藤さんは「旅好き」としても知られている。過去にはおいしい牛肉を食べるために英国へ一人旅に出かけたこともある。海外では買い物も楽しんでいるのだろうか。

「海外でも買い物は楽しみな時間の一つです。けど、大きい買い物をするというよりは、割と現地でしか売っていないものを求めて雑貨屋さんに入ることが多いです。しょうもないものでも全然よくて、むしろ海外ではそういうのを買って楽しんでいるかも。

これまで訪れた海外の中でも、強く思い出に残っているものは、ロンドンの雑貨屋さんで買った、タコの形をした変な置物。リアルなタコの形をしているんですけど、真ん中に水晶みたいな玉もあって、なんとなくそれにひかれて買いました。けど、帰宅して家の中の置物コーナーに並べてみたら思いの外、雰囲気が良くて、それ以降は一番前の目立つ位置に置くようにしています」

「周りの目が怖いんだ」というセリフで泣きそうに

大童澄瞳による同名マンガを英勉が実写化した『映像研には手を出すな!』。齋藤さんは、極度な人見知りの主人公・浅草みどりを演じている。

「初めて原作マンガを読んだときは、浅草の独特な癖だったり、現実には存在しないような部分が目についたりしたので、これを私が実写化するとき『どうすればいいんだろう』と不安な気持ちに襲われました。台本をいただいて読んでみても、どうしたらいいかわからなかったので、本読みのときに初めて英監督と浅草という役についてお話しさせてもらいました。そこで『声はこういう感じでいこう』とか、『こういう動きが浅草っぽい』など、細かい部分を詰めて、クランクインまで気持ちもつくっていきました。

浅草を演じる上で、最初はまったく自分との共通点を見つけることはできなかったんですけれど、撮影が進むにつれ『自分と似ているな』と思う部分が出てきました。浅草はすごく臆病なところがあって、自分の本心を隠すために、大げさなアクションをしてしまうことがあるんです。私も自分の気持ちを隠すために、ちょっとふざけてしまったり、ごまかしたりしてしまうことがあるので、それは身に覚えがあるというか。

劇中には浅草が自分の作った映像作品に対して、ちょっと自信をなくしてしまう場面があります。そのシーンはすごく共感しましたね。私も表に出る人間として9~10年のキャリアを積んでいますが、どうしても周りの目を気にしちゃうし、10代の頃は評価されることにおびえることもありました。なので、『周りの目が怖いんだ』というセリフを言いながら泣きそうになっていました。一方で梅澤美波演じる金森さやかの『あんたが好き勝手やるしかないでしょ』という励ましの言葉も響いてきて。収録を通じて心が震えることは多かったです」

同作には乃木坂46の後輩で3期生メンバーの山下さんと梅澤さんも出演している。収録を通じ「絆が深まった」というが、齋藤さんから見た2人の魅力はどんなところなのか?

「梅澤に対して『この人すごいな』と思ったのが、クランクインの日に役を仕上げてきたことです。というのも梅澤は『映像研』が初めての映画の仕事で、お芝居の経験もあまりありませんでした。それゆえ、本読みの日はぎこちない部分があった……けど、クランクインした瞬間から梅澤は金森として現場にいました。山下はドラマにも出演していたから映像の仕事にも慣れているし、私は先輩だし、きっと自分が足手まといにならないようにと考えて、しっかり作り込んできたんだと思います。梅澤の根の真面目さを感じたというか、でもそのおかげでお芝居もやりやすかった。助けられたなと思っています。

山下は水崎そのまんまの人というか、役にハマっていたので、特に不安はありませんでした。水崎はカリスマ読者モデルというキャラクターで、人々の視線を集めたり、注目を浴びたりする存在。山下もそういうところがあるというか、現場でもスタッフさんと上手にコミュニケーションを取っていて、それによって和やかな雰囲気になっていました。そういうのは、山下の天性の才能だと感じるし、なるべくしてアイドルになった人なんだなと思います」

リビングを改造したい

11年に乃木坂46の1期生としてデビュー。以降、数多くの作品でセンターポジションを経験し、近年ではグループの顔として活躍する齋藤さん。忙しい毎日を過ごしていると思うが、本人は自らのことを「面倒くさがり」と分析する。

「以前、ヘアメークさんが良い美顔器を持っているのを見て、うらやましく思ったことがありました。『フェースケアをするのは大事なことだ』と自分に言い聞かせて、わりといいお値段の美顔器を少し無理して買ったんですけど、なんだかんだ疲れて帰ってきたらやらないし、『きょうはいいや』という日々を繰り返していたら、収納スペースの奥底に眠るようになってしまいました。それは、もったいないことをしたなと思っています」

新型コロナウイルスによる自粛期間で、生活習慣に変化が起きたという。

「私、基本的に家にいる時は洗面所の椅子に座って生活していたんですけど、自粛期間中にソファで生活するようにしたんです。もともと、洗面所で事足りてはいたんですけれど、そこに置いてあるのはただの椅子なので、長時間座っていたら腰が痛くなってきちゃったんですよ。もっとリラックスしたいなと思って『気が進まないけど仕方ない、ソファに座るか』と思って、リビングで生活し始めたら思いの外、居心地が良いんだなと気づきました。

今、欲しいものですか? そうだなぁ……今はリビングの家具を買い替えたいですね。机とかもあるんですけど、なんとなく買っちゃったものばかりなので、リビングを改造したいです。これからはお気に入りのアイテムに囲まれながらリビングで暮らしたいなと思います」

齋藤飛鳥
1998年生まれ、東京都出身。2011年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格。2016年7月にリリースされた『裸足でSummer』で初のセンターに抜てきされ、以降は数多くの作品でセンターを務めるなど、グループをけん引する存在に。女優としては、映画『あの頃、君を追いかけた』(18年)、テレビドラマ『ザンビ』(日本テレビ / 19年)、『リモートで殺される』(日本テレビ / 20年)などに出演。

『映像研には手を出すな!』

アニメーション制作を志す女子高校生3人の青春冒険譚(たん)が描かれた物語。4~5月にはMBS・TBS系で全6話の実写ドラマ版が放送された。監督・脚本:英勉、脚本:高野水登、出演:齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波、小西桜子、グレイス・エマ、福本莉子、松崎亮、桜田ひより、板垣瑞生、赤楚衛二、鈴之助、出合正幸、松本若菜、山中聡、浜辺美波 、高嶋政宏ほか。2020年9月25日(金)全国ロードショー

(文 中山洋平、写真 藤本和史)

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_