実はこのポロシャツパツンパツンの着こなし方。1980年代によく陸(おか)サーファーがアメリカ製のラコステの「アイゾット」というポロシャツをこんな感じで着ていた。

コンバース、おしゃれな「バナナ履き」

また、「フレンチラコ」と呼ばれるフランス製のラコステのポロシャツも、着古してネイビーがナス紺と呼ばれる白茶けたアジのあるいい色になったやつを、二の腕もパツンパツンで襟のボタンも全開にしてVネックのTシャツのごとく着るのが、正しいフレンチラコの着こなし方である。ちなみにこれはメンズファッション業界の重鎮、ファッションディレクターの赤峰幸生氏から教わったウンチクなんですけどもね。

ポロシャツの着こなしにもこだわりがあるようだ

山本太郎氏の万年好青年風なポロシャツスタイルは、同じパツンパツンでも80年代に陸サーファーが着ていたアイゾットとも、赤峰先生のフレラコの着こなし方とも微妙に違う。

パツンパツンのちょうちん袖からのぞくたくましい二の腕はサーフィンではなくて、連日のゲリラ街頭演説で日に焼けたのだ。ポロシャツもイタリアの古い映画に出てくるようなアジの出たナス紺のフレンチラコではなくて、体育会系の教育実習生が着ているようなノーブランドの白いポロシャツである。この白というところが計算ずくで、かつてダンス甲子園で鍛えたガタイに白いポロシャツは、万年好青年風として演出効果も絶大なのだ。

次に、白いコンバース。山本太郎氏は白いポロシャツに合わせて、必ず白いコンバースを履いている。これにもまた彼なりにこだわりがあって、履いているのはローカットではなくハイカットのオールスターで、筆者が注目したのはそのサイズ感だ。

コンバースのオールスターハイカットはジャストサイズで履いてはいけない。2サイズぐらい大きめを、シューレース(靴ひも)をつま先からギュッと結んで足のシルエットがシュっときれいに見えるように履くのがお洒落(しゃれ)な履き方で、バナナのようなシルエットになるので通称「バナナ履き」と呼ばれている。

なんと山本太郎氏は、このバナナ履きで白のオールスターハイカットを履いているのだ。単にホントに足のサイズがデカいだけなのかもしれないですけど。

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