堀江貴文氏の黒Tシャツ、実はSNS 「俺論」を発信コラムニスト いで あつし

「ホンダジェット エリート」の納入式典。胸には「CHATEAUBRIAND」(2018年12月)
「ホンダジェット エリート」の納入式典。胸には「CHATEAUBRIAND」(2018年12月)
記者会見でのスーツ姿、人気ドラマの主人公のファッションなど、メディアで話題にのぼる人の着こなしは気になるもの。そんな「ニュースな人」のファッションの背景にあるものとは。男性ファッションに詳しいコラムニスト、いであつし氏が解説します。



ネットの世界で「世の中の凝り固まった考えに石を投げるのがホリエモンの仕事」とはよく言ったもので、政治経済から芸能スポーツまで、世の中のありとあらゆる事件や出来事に対して忖度(そんたく)なしの「俺論」をブチまける、「ホリエモン」こと堀江貴文氏。SNSを使ってメディアに向けて発信されるホリエモンの言動は、つねに注目されて話題になる、今も相変わらずIQ高めな時代の寵児(ちょうじ)であります。

「CHATEAUBRIAND」のロゴ入り和牛マフィアTシャツ

そんな堀江貴文氏のトレードマークとなっているのが、黒いTシャツスタイルである。今回はこの、“ホリエモンの黒Tシャツファッション”について考察してみたい。

よく着ている黒Tシャツといえば、堀江氏がプロデュースしたカツサンドが2万円近くする会員制の高級焼き肉レストラン「和牛マフィア」のオリジナルTシャツだ。

黒無地に白抜きで小さく「CHATEAUBRIAND」という英文字が入っているシンプルなロゴデザインのタイプと、ロックTシャツっぽいロゴデザインで「WAGYUMAFIA」という英文字が入ったタイプがある。

前者の黒Tシャツの英文字ロゴは「シャトーブリアン」と読み、後者の黒Tシャツは「ワールドツアーTシャツ」といって赤文字のバージョンと黄色文字のバージョンがある。ちなみにどちらもネット販売の「ホリエモンショップ」でも売っていて、お値段は5800円。

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ナベツネに一喝された「ジル・サンダー」Tシャツ