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おうち時間でふりかけ再評価 「ゆかり」は実は3姉妹

ネットショップなどで発売されているペンスタイルの「ゆかり」。パッケージにも同社の遊び心が現れている

うーん、アイスクリームとはこれまた斬新な! また、海外でも「和食」であるふりかけは注目されているとのこと。「ふりかけ=ご飯」という固定概念がないため、調味料の1つとして肉や魚、サラダやポップコーンなどにも使用されているという。

「固定概念」といえば「ふりかけ=食の細い子どもにご飯を食べさせるもの」といったイメージを覆したのが永谷園の「おとなのふりかけ」シリーズ。「そういえば、大人が食べてもおいしいよね」と思い出させてくれたものだった。

昨年30周年を迎えた永谷園の「おとなのふりかけ」を記念した期間限定のからすみのふりかけ
昨年30周年を迎えた永谷園の「おとなのふりかけ」を記念した期間限定のトリュフのふりかけ

昨年から今年にかけて「トリュフ風味」「旨味(うまみ)からすみ」と、期間限定ながらも「ふりかけらしからぬ」豪華版が立て続けに発売されて、こちらも話題になっている。永谷園ホールディングス広報部によれば、「ふりかけ市場全体が好調ななか、『おとなのふりかけ』シリーズ全体も伸長しています」とのこと。

「『おとなのふりかけ 薫るトリュフ風味』は、2019年10月で発売30周年を迎えた『おとなのふりかけ』の期間限定商品として、『うに風味』に続いて発売しました。いずれもターゲットは50~60代の子供が成長しきったシニア層向けで想定していました。トリュフは外食店でも卵かけごはんやラーメンにトリュフ塩を使用するなど、ちまたでも人気があったことや、『おとな向け』のメニューかつ周年記念のお祝いにも適した食材であると考え、開発メニューとして採用しました」(永谷園ホールディングス広報部)

現在発売されている「旨味からすみ」は、30周年記念商品の2メニューが好調だったことから期間限定での企画商品を続行することになった形である。

「30周年記念商品は想定していたターゲットはもちろん、30~40代の層からの購買率が高かったことが分かりました。『おとな向けのぜいたくな味わい』で、30代以上にもささるメニューを検討した結果、からすみは『食べたことはないけれど、高いものに感じる』というイメージを持つ方が多いのではと考えました。ふりかけであれば手軽に試すことができるため、手に取りやすいだろうと判断し、開発を進めました」

こちらでも、ちょっと変わったアレンジレシピを聞いてみた。

「トーストやサラダのシーズニングなどで使用するのもおすすめですが、『おとなのふりかけ』は風味豊かな『のり』が味わえるのが最大のポイント。『TKG(卵かけごはん)』にするのがかなりお薦めです。『旨味からすみ』はこれに『追いバター』をするとコクがさらにアップします」

イタリア料理に、からすみに似た、ボラやマグロの卵巣を塩漬けにした「ボッタルガ」をパスタにした料理がある。これをパスタにかけてイタリアンを楽しむのもよさそうだ。

「ふりかけ=ごはん」「ふりかけ=子どもの食べ物」といった固定概念をはずし、おうち時間でいろいろなアレンジレシピに挑戦してみようではないか。

(ライター 柏木珠希)


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