出しやすい・頑丈…カード派に便利なミニ財布3選特集 キャッシュレス時代のミニ財布(中)

スキミング被害を防ぐカード専用財布

ザ リッジ「the RIDGE WALLET アルミニウムシリーズ(キャッシュストラップ)」(各1万2800円) 縦5.5×横8.8×厚さ0.6cm

普段の買い物はキャッシュレスがメインで、ほとんど現金を持ち歩かないという人におすすめなのが「the RIDGE WALLET」だ。米カリフォルニア州生まれのこの財布は、フロントポケット用の財布として機能性とデザイン性を追求、コンパクトで使いやすいカード専用財布として14年に日本に上陸した。

2枚の金属板を特殊なゴムでつなぎ合わせた構造になっており、このすき間にカードを収納する仕組み。薄型ながらカードを最大で15枚収納でき、背面には紙幣を折りたたんで挟めるストラップも付いている。

使用されているゴムは耐久性と弾力性に優れており、カード1枚でもしっかりホールドでき、15枚のカードを収納し続けてもゴムが伸びきるようなこともない。金属プレートの3方を幅広のゴムでつなぎ合わせているため、もちろんカードが落ちる心配もない。底部にはくぼみがあり、指でひと押しすればカードの頭が出てくるため、素早く取り出せるのもポイントだ。

また、カード情報を盗み取る「スキミング」への対策として、「非接触型カード防犯機能」も備えている。外装の金属板の内側にアルミ製プレートを貼り、金属板が壁となって、磁気カードの情報へ遠隔からアクセスすることを防ぐ。

「売り上げは好調に推移しており、購買層は20~60代と幅広い」と話すのは、グレイシーズ(the RIDGE JAPAN)代表の大庭康文氏。男性ユーザーが多いが、近年ではミニバッグなどの流行により、女性ユーザーも増加しているという。

最大で15枚のカードを収納可能。指で押すだけでカードが取り出せる

財布としての機能を備えたカードケース

アッソブ「OILED SHRINK LEATHER CARD CASE」(各1万4000円) 縦8×横10.5×厚さ2.5cm

このアッソブのカードケースは、背面にコインポケットを備えるなど、機能も見た目も財布として活用できる。

フラップを開けるとカードポケットが3つ現れ、うち2つはササマチ(横から見ると底に向かって細くなっているマチのこと)付きで、カードを複数枚収納できる。また、札入れこそないものの、このカードポケットはマチの幅と深さがあるため、紙幣を折りたたんで入れることが可能だ。

背面にはファスナー付きのコインポケットがあるため、小銭もしっかり収納できる。コインポケットの外装にもカードポケットがある。交通系ICカードを収納することを想定して作られており、ここに使用頻度の高いカードを入れておけば支払いがスムーズに行える。

素材には、イタリア・トスカーナ州の「ベジタブルタンニンレザー」と呼ばれる革を使用。手になじむしっとりとした質感と、天然のシボによる表情が魅力だ。また、使えば使うほどに味わいを増すエイジングにも期待できる。また、取り外し可能なレザーストラップも付いており、抜群の収納性と重厚感のあるデザインで、カードケースでありながらメイン財布として十分機能する。

アッソブを展開するアンバイのプレス齋藤親子氏によると、主な購買層は30~40代のビジネスパーソンだという。続けて、「Suica(スイカ)など交通系ICカード入れが付いているかどうかが、都市部のビジネスパーソンには大切なポイントになっている印象がある」と話す。

大容量のササマチ付きカードポケットを搭載。小銭も収納できるため財布として使える

(ライター 津田昌宏、写真 宮前一喜=APT、スタイリング 宇田川雄一)

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